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ののちゃんのDO科学

 大豆以外でも納豆になるの?★学習のポイント★
  福井県坂井市立三国中学校・月僧秀弥
 (朝日新聞社発行 2014年10月11日付be)


学習のポイント

 皆さんは納豆は好きですか。私はにおいが苦手で食べないのですが、家族は好きでよく朝食に納豆を食べています。栄養があるというのを聞くと食べてみようかなとは思いますが、今までその機会がないままです。そんな納豆からいろいろな大豆や発酵食品について考えることができます。

1. 納豆は健康に良いと言われます。納豆にどんな栄養が含まれているからでしょうか。調べてみましょう。

 納豆にはタンパク質だけでなく、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど様々な栄養素が含まれています。また、納豆には整腸作用といってお腹の調子を整えるはたらきがあると言われたり、ナットウキナーゼという血液をさらさらにする成分も納豆に含まれていると言われたりします。他にも昔から様々な効能があると言われています。このようなことを考えると、バランスの良い食事の中で取り入れると良い食品の1つと考えるといいですね。

2. 納豆のネバネバの元であるポリグルタミン酸はどんなことに役立つと思いますか。納豆のネバネバの使い方を想像してみましょう。そして、どんなことに使われているか調べてみましょう。

 グルタミン酸はアミノ酸の一種で、うまみ調味料の主成分です。グルタミン酸が多いとおいしく感じるのでしょう。納豆を混ぜるほどポリグルタミン酸の粘りが切れて、おいしくなるようです。
 納豆のネバネバには保水性があるようです。その性質を利用して、ポリグルタミン酸を使った化粧品や石けんがあります。また、水をきれいにするために使うことも考えられているようです。今もいろいろ工夫するための研究が進んでいます。
 納豆菌が作るネバネバがおいしさや健康にいいだけでなく、身の回りでも使われていくって面白いですね。

3. 大豆は納豆以外にもいろいろな形で食べられています。皆さんが食べるものの中で大豆を使ったメニューや製品を探してみましょう。

 大豆はそのまま調理して食べることも多い食品ですね。ポークビーンズや五目豆はおいしい大豆料理ですね。また、枝豆は若い大豆ですし、きなこは炒った大豆を細かく挽いたものです。また、大豆を加工して作られた製品には豆腐やおから、豆乳がありますし、味噌、醤油を作る時にも大豆は重要です。日本の食事にはいろいろな形で大豆が使われていることが分かります。

4. 納豆は納豆菌で作られる発酵食品でした。皆さんのまわりには他にもたくさんの発酵食品があります。身の回りの発酵食品を探し、それらの食品がどんな菌のはたらきで作られているのか調べてみましょう。

 たくさんの発酵食品があります。大豆をコウジ菌で発酵させると味噌になります。牛乳を乳酸菌で発酵させたヨーグルトやチーズになります。たくあんやぬか漬けも乳酸菌を利用しています。お酒も酵母菌で発酵させアルコールを作っています。ウーロン茶や紅茶もお茶の葉を発酵させています。パンを膨らませるものパン酵母のはたらきです。多くの食品が菌のはたらきで作られていることが分かりますね。私たちはたくさんの発酵食品を食べています。つまり菌のはたらきを利用して生活しているのです。

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