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ののちゃんのDO科学

 海水を淡水にする技術って? ★学習のポイント★
  信州大学教授・小山茂喜
 (朝日新聞社発行 2015年11月14日付be)


1 学習のポイント

 「海水から淡水を安く手に入れることが出来るようになれば、それは人類に永く豊かさをもたらすことになり、他の如何なる科学の業績もその前には小さなものにしか見えなくなる」と、ケネディー元アメリカ大統領は述べています。しかし、「湯水のように使う」という表現があるように、水に恵まれている私たち日本人には、ケネディー元アメリカ大統領が意識した淡水化をイメージすることは難しいかもしれません。今回の記事をきっかけに、淡水化の技術がなぜ必要なのかという視点で、地球全体の水環境について、調べてみましょう。

2 学習シートの活用法

 (1)地球にはどのくらい水があるのかな

 紙面では、地球にある水の97.5%が海水と書かれていますが、いったい地球にどのくらいの量の水があるのでしょうか?
 また、海水以外には、どこに水がどのくらいの量あるのか調べてみましょう。

  http://www.waterforum.jp/jp/resources/pages/global_water_issues.php

 (2)水はどのくらいの量が使われているのかな

 水に恵まれた日本では、日常生活の中で、どの程度の量の水を使っているかと意識することは少ないと思いますが、世界という視点でみて、1年間にどのくらいの量の水が使われているか調べてみましょう。
 また、地域別・国別でどのくらいの量の水が、どのような目的で消費されているのかも調べてみましょう。

 http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/j_international/index.html

 (3)日本は本当に水に恵まれているの?

 私たちの生活は、いつでも、水道の蛇口をひねれば水が出てくるというのが、当たり前になっています。しかし、毎年夏になると、水源のダムの貯水量が話題になります。地球という規模で考えたとき、本当に日本は水に恵まれている国なのでしょうか。世界規模で、一人当たりの水資源の量を調べて、比べてみましょう。

http://www.env.go.jp/recycle/jokaso/pamph/pdf/wi_03-04.pdf

 (4)逆浸透膜をくわしく調べてみよう

 逆浸透膜の素材として、ナノカーボンの研究の成果が生かされています。地球レベルでの水資源の枯渇問題を解決するために、信州大学アクア・イノベーション拠点では、ナノカーボンの研究成果を活用した淡水化の技術を開発しています。ナノカーボンとは、どのようなものかもふくめて逆浸透膜について調べてみましょう。

※その他参考になるホームページ
 国土交通省「日本の水資源」
 http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/hakusyo/index5.html

 信州大学国際科学イノベーションセンター
 http://www.shinshu-u.ac.jp/centerforinnovation/

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