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ののちゃんのDO科学

 メガホンでなぜ声が大きく? ★学習のポイント★
 信州大学教授・小山茂喜
 (朝日新聞社発行 2017年3月4日付be掲載)


 みなさんは、遠くにいる人に声をかけるとき、口のところに手を丸くして当てていませんか? 無意識に私たちは、自分の手でメガホンを作っているのですが、気がついていました? メガホンを手がかりに、音について少し調べてみましょう。

 

 ◎学習のポイント◎

(1)音の聞こえ方の違いを実験してみよう
 野球の試合中は、いろいろな音がいたるところで発せられていますね。その中で、ののちゃんの声を、お兄ちゃんが聞いたということは、メガホンの力が役立ったということですね。では、いろいろな音がありそうな公園などで、メガホンを使ったときと使わないときの違いや、しゃべりながらメガホンの向きを変えたときなど、聞こえ方はどう変わるか実験してみましょう。

 

(2)音を録音してみよう
 今度は耳でだけでなく、スマホなどの録音機能を使って、科学的にはどのような変化があるのか、実験してみましょう。
 もしかすると、私たちがふだんは聞こえていない音も、録音すると聞こえるかもしれませんよ。もし、録音した音(内容)が、耳で聞こえていたときと違っていたら、なぜかも調べてみましょう。

 

(3)いろいろなメガホンを作って実験してみよう
 実際に、いろいろな形のメガホンを作って、音の聞こえ方にどのようなちがいがあるか、また、紙面の解説をヒントに、遠くまで聞こえるようにするにはどうしたらよいか実験してみましょう。メガホンのような形のものが、利用されているものを調べてみるところから始めてみると実験しやすいと思います。もしかすると、材質による違いもあるかもしれませんね。

 

(4)音の伝わり方について調べてみよう
 声は、空気が振動して伝わっていくと紙面には書いてありましたね。では、声も含めて音の伝わり方について、調べてみましょう。
 たとえば、「風が吹いているときは」「雨が降っているときは」「雪が降っているときは」「気温が高いときは」「気温が低いときは」どうなのかとか、条件の違いによる伝わり方を調べてみましょう。また、今回はまっすぐに音を伝えるための道具として、メガホンが登場しましたが,音を曲がることはできるのかなどについても、調べてみるとおもしろいですね。

<参考>
音響・防犯機器メーカーTOAのサイト「音のマメ知識・聞こえ方の不思議」
http://www.toa.co.jp/otokukan/otomame/theme1/1-1.htm
日本音響学会
「音の何でもコーナー・Q and A 気象により音の伝わり方はどのように変化するのか」
http://www.asj.gr.jp/qanda/answer/144.html

 

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