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学習のポイント

おならの音は、何で決まる?

聖心女子学院初等科・岸尾 祐二

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 ●おならの正体は口から飲み込んだ空気

 「おならの音は、何で決まる?」という質問は、大人ではなかなか恥ずかしくて聞けないことを率直に聞いていていいですね。日常起こりやすいことにも不思議なことがいっぱいあることを教えてくれますね。

 DO科学の本文やインフォグラフ「おならができるまで」を手がかりに、おならを防ぐ方法、おならがくさい原因について、においが変わることについて、くさいにおいを防ぐ対策について調べたり実行したりしてみましょう。

 ●学習のポイント

 (1)おならを防ぐには

 おならの音はガスの量と速さで決まり、おならのガスの大部分は口から飲み込んだ空気だそうです。藤原先生が「健康な大人で、1日平均10回、計700ミリリットルほどらしいわ。人前で長く話した後など、空気をいつもより多くのみこんだ後は増えるの。減らすには、のみこむ空気の量を減らし、ゲップをするなどして口から上手に出すことが大切。また、食べてすぐ横になるとガスがたまり、おならは増えてしまうわよ」と言っています。

 ゲップをするのは行儀が悪いと言われそうですし、食べてすぐ横になるのは体にいいと昔から言われていたように思うのですが。

 ゲップはどのようにして出るのか、食べてすぐ横になることは体にどのような変化をもたらすのかそれぞれ調べてみましょう。

 (2)おならがくさい原因

 藤原先生が「のみこんだ空気からできるガスはくさくないの。くさいのは、腸にいる腸内細菌から生まれる硫化水素といったイオウ系のガスのせい。1%ほど混じっているだけなんだけど、強烈なにおいよね」と言っています。腸内細菌とは、硫化水素とは、どのようなものなのか、ホームページなどで調べてみましょう。

 (3)においは変わる

 藤原先生が「赤ちゃんのうんちやおならは、そうくさくないの。でも口からいろんな菌が入り、1歳になる前のころから嫌気性菌というくさい菌が腸にすみつくんだって。健康なら、年齢にかかわらず菌のバランスが変わらないので、においも基本的には変わらないらしいわ」と言っています。くさい菌とされる嫌気性菌とはどのようなものなのかホームページなどで調べてみましょう。

 (4)くさいにおいを防ぐ

 藤原先生が「おなかに便をためないことね。便秘が続いて大腸に弁が停滞すると、くさいガスもたまってしまうから。適度な運動をして、水分や食物繊維をきちんととって便秘を解消すれば、便やおならのにおいも軽くなる傾向があるの。手始めに、海藻やキノコなどの食物繊維を意識して食べると、良さそうよ」と言っています。「おならができるまで」のイラストにあるような、焼き芋を食べるとくさいおならがでると昔から言われていたことは真実ではないようですね。

 便秘とはどのような状態で、どのような解消方法があるかさらに調べ、可能ならば実行してみましょう。

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