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学習のポイント

落ちてくる隕石はなぜ光る?

聖心女子学院初等科・岸尾 祐二

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 ●世界中が驚いた隕石落下の光と衝撃

 2013年2月15日朝、ロシア・ウラル地方で隕石が飛んできて上空で爆発。その衝撃波で多くの家のガラスや屋根がこわれました。テレビのニュースや新聞の写真で、隕石が落下中に光を放っているのを見て多くの方が驚いたことでしょう。

 DO科学の本文やインフォグラフ「隕石が燃えるしくみ」を手がかりに、断熱圧縮や隕石、隕石の衝撃波について、小惑星探査機「はやぶさ」について調べたり考えたりしてみましょう。

 ●学習のポイント

 (1)断熱圧縮をさらに調べる

 DO科学の本文の見出しに「摩擦より、空気の圧縮で光るの」とあります。本文で藤原先生が「空気に押し縮められると温度が上がる、という性質があるからなの。難しい言葉でいうと『断熱圧縮』という現象。たとえば20度の空気を圧縮して体積を半分にすると、100度以上になるの」と言っています。断熱圧縮の例として、自転車のタイヤに空気を入れると、タイヤが熱くなることが載っています。断熱圧縮とはどのようなことなのかさらにホームページなどで調べてみましょう。

 (2)隕石とはなんだろう

 ロシアの隕石落下には本当にびっくりしました。かつて日本の民家にも隕石が落下し、屋根と床を突き破ったことがありました。そもそも隕石とはどんなものなのでしょうか。

 今回のロシアでの落下により隕石への関心が急に高まりました。「朝日新聞」の2013年3月5日朝刊の東京版に「隕石 都内で見て触る」という記事が掲載され、国立極地研究所(立川市)、国立科学博物館(台東区)の2か所が紹介されていました。

 隕石について調べてみましょう。可能ならば隕石を見たり触ったりという体験をしてみましょう。

 (3)隕石の衝撃波

 藤原先生が「隕石が音速以上の速さで大気圏に突入すると、空気の波が一つの連続した波へと重なって衝撃波となるの。あの時に聞こえたドーンという音は衝撃波が人や物に届いた音なの」と言っています。ロシアの隕石衝撃波で窓が吹き飛ばされた窓のようすの写真が、2013年2月17日付の朝日新聞朝刊1面に掲載されています。衝撃波とはどのようなものなのか、さらに調べてみましょう。

 (4)小惑星探査機「はやぶさ」の構造

 隕石は地球と太陽系の誕生の歴史を刻む貴重な石とされています。本文では、小惑星探査機「はやぶさ」についても藤原先生が「『はやぶさ』のときは、秒速12キロで圧縮率は数十万分の1。大気圏突入までマイナス50度くらいだったはやぶさの周りの大気は、瞬間的に6万度まであがったそうよ。だから、特殊な断熱材で守られたカプセル以外は燃え尽きてしまったの」と言っています。

 小惑星探査機「はやぶさ」はどうして帰還できたのか、その構造について調べてみましょう。

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