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学習のポイント

辛いと、なぜ汗が出る?

聖心女子学院初等科・岸尾 祐二

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 汗の仕組みは不思議がいっぱい

 つい最近のテレビ番組で、あるタレントが担担麺(たんたんめん)を食べてどのくらい汗をかくかを調べ、上半身の汗を防ぐには、胸の上あたりを押さえればいいことを放送していました。半側発汗法といって、人体の反射を利用して汗を抑える方法だそうです。

 記事の本文や「汗腺の構造」「味覚性発汗の仕組み」のイラストを手がかりに、汗をかく食べ物、汗腺の構造、汗の種類、半側発汗法について調べたり考えたりしてみましょう。

 学習のポイント

 (1)汗をかく食べ物にはどんなものがあるの?

 本文の初めの方で藤原先生が「先生もチゲ鍋とか麻婆豆腐とか、辛い食べ物が大好き」と言っています。最後には「辛いものを食べると汗がたくさん出る人は、辛いもの自体を苦手とする傾向があるようよ」とも話しています。辛いものは汗をかく傾向があるようです。自分の体験から汗をかく食べ物について調べてみましょう。汗をかくことで体にいいことはないかについても調べてみましょう。

 (2)汗腺の構造はどうなっているの?

 藤原先生が「目には見えないけど、皮膚には『汗腺』という小さな穴がたくさんあるの。汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の二つがあります」「エクリン腺は全身に200万〜400万個ぐらいあると言われているの。アポクリン腺が多くあるのは、わきの下とかお尻の周りなど。辛いものを食べた時に出る汗は、エクリン腺から出るのよ」と説明しています。「汗腺の構造」のイラストも参考にして、汗腺はどのような構造なのか、特にエクリン腺についてホームページなども使って調べてみましょう。

 (3)汗にはどんな種類があるの?

 藤原先生が「汗には三つの種類があって、よく経験する暑いときに出る汗は、専門的には『温熱性発汗』と呼ぶの。汗が蒸発するときに周りから奪う気化熱で、体温を下げているの。もう一つは『精神性発汗』。緊張したときに、手や足に出る汁よ」と言っています。ののちゃんの「キムチで出た汗は?」という問いかけには、「『味覚性発汗』というの。唐辛子や酢など、辛みや酸味が強いものを食べた時に出るの」と答えています。「味覚性発汗の仕組み」のイラストも参考にして、汗の三つの種類、特に味覚性発汗について調べてみましょう。

 (4)半側発汗法とはどのようなものでしょうか。

 冒頭で紹介しましたが、あるテレビ番組で辛い食べ物を食べた時に上半身でかく汗を防ぐ方法として半側発汗法が紹介されていました。個人差があることは当然のことですが、味覚生発汗以外の汗にも効き目があるようです。この半側発汗法とはどのような方法なのか調べてみましょう。

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