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学習のポイント

親知らずは、なぜ痛む?

福井県坂井市立三国中学校・月僧 秀弥

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 歯はなくてはならないもので、毎日お世話になっています。大切にしていますか?

 皆さんは歯についてどれくらい知っていますか。親知らずだけでなく、いろいろな歯について調べてみましょう。

 ●学習のポイント

 (1)自分の歯を観察してみよう。

 歯の形をよく見たことはありますか? どんな形の歯があるでしょうか。何本くらいあるのでしょうか。

 鏡を使って、自分の歯を観察してみましょう。

 歯の向きはそろっていましたか。何本の歯がありましたか。

 人間では子どもの時には20本の歯がありますが、大人になると28本になります。親知らずを含めると32本です。記事についている図の歯の数を数えると大人の歯の数が分かりますね。

 歯の形に注目すると歯は三つの種類に分けることが出来ます。切歯(門歯)、犬歯、臼歯です。人間ではこれらの歯の形は比較的形が似ていますが、肉食動物や草食動物ではどうでしょう。これらの動物では、食べるものや生活の習慣の違いから、歯の形は全く違っています。

 (2)動物の歯も人間と同じなの?

 人間以外にも多くの生物が歯を持っています。たくさんの歯をもつ生物を探してみましょう。また、いろいろな動物の歯の特徴を調べてみましょう。

 哺乳類には歯をもつ生物がたくさんいます。そして、その生物によって歯の本数が違っています。例えば、ウシやヤギは人間と同じ32本です。また、イヌは42本、ネコは30本です。哺乳類以外の生物の歯の数も調べてみましょう。

 (3)どうして虫歯になるの?

 虫歯になるしくみや歯が痛くなるしくみを調べてみましょう。

 歯はエナメル質、象牙質からできています。口の中には様々な細菌がいます。これらの細菌は食べ物を食べた時に酸を出します。この酸によって、歯のエナメル質や象牙質がとけていきます。この状態が虫歯です。歯の中には神経があるので、歯が深く溶けるに従って、歯が痛くなったりしみたりします。こうやって原因が分かると虫歯を防ぐ方法も考えることができるのではないでしょうか。

 (4)歯にはどんな役目があるのでしょう。

 歯は何のためにあるのでしょう。その役割を考えてみましょう。

 歯の一番大切な役割は食べ物を細かく砕くことです。細かく砕くことで食べ物は消化されやすくなり、体に栄養が吸収されやすくなります。また、話をするためにも歯は大切です。歯がないと空気が漏れやすくなり明瞭な言葉で話すことが出来ません。他にも、歯をしっかりかみしめることで大きな力を出すことができます。また、きれいな歯が見えると相手に対する印象がよくなることもありますね。

 東日本大震災や飛行機事故などの時には、身元不明者の遺体確認にも歯の治療跡などが参考にされました。

 いろいろ調べてみるとあらためて歯の大切さを感じますね。

 本やインターネットを探すと,他にもいろいろ歯について学ぶことが出来ます。歯について調べ,まとめてみましょう。

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