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学習のポイント

ジャガイモの芽は毒なの?

大阪市立昭和中学校・植田恭子

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 『じゃがいもポテトくん』(小学館)は長谷川義史さんの愉快な絵本です。北の国からきたじゃがいもの家族はそれぞれに買われ、ばらばらになってしまいますが……。じゃがいもは、さまざまな料理に使える「食材の優等生」ですね。そのじゃがいもの芽は毒なのでしょうか。今回は「じゃがいも」についてDO科学していきましょう。

 ●学習のポイント

 (1) 「じゃがいも」をまるごと分析

 「じゃがいもについて説明しましょう」と言われたら、あなたはどう答えますか。「じゃがいも」とは……。

 「世界各地に広く栽培される多年草。塊茎は握りこぶし大。煮たりふかしたりして食べる。寒冷地のは美味」と『新明解国語辞典 第五版』にはあります。じゃがいもについて調べ、定義してみましょう。DO科学の記事を読み解き、じゃがいもの芽についての説明も入れておきましょう。「じゃがいも」と似ているけれど、違うものと比べてみると、より特徴がはっきりするでしょう。

 (2) ソラニンの毒性

 農林水産省のページには「ソラニンやチャコニン」は天然毒素の一種で、知識があればこわくない!と書かれています。家庭菜園などで作られた未熟で小さいじゃがいもは要注意として、栽培方法について気をつけるべき点も紹介されていますので、読んでみましょう。
 http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin.html

 また、厚生労働省のウェブサイトには、「自然毒のリスクプロプロファイル:高等植物:じゃがいも」があります。発生事例も掲載されていますが、じゃがいもの皮や芽に多く含まれるソラニン類が原因と書かれています。
 http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/poison/
などを読んでみましょう。

 さらにソラニン中毒については、財団法人日本中毒情報センターのウェブサイト『ソラニン中毒』などを参考にしましょう。

 ケミカルライトはどのようにして作るのか本文やホームページなどを参考にして、調べてみましょう。どのようにつくるのかその過程が分かれば十分です。

 薬品を手に入れることも難しいことがあり、安全に作れるわけでもありませんので、実際に作ることはやめましょう。

 (3) 食中毒の予防

 身近なところで「食中毒」は起こっています。毎日食べている家庭の食事でも発生しています。食中毒予防の3原則は食中毒菌を「付けない」「増やさない」「やっつける」。厚生労働省の食中毒のページにある、「家庭での食中毒予防」「食中毒の原因と対応」について読んで、ポイントをまとめましょう。パンフレットだけでなく動画もありますから見てみましょう。
 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/

 新潟県に「毒キノコ注意報」が出ました。口にするものには注意が必要ですね。

 (4) じゃがいもオリジナルレシピ

 「ソラニン」に注意は必要ですが、美味しいじゃがいもを使って、オリジナルの料理に挑戦しましょう。カロリー、塩分量などにも気を配って、ヘルシーなメニューが出来るとベストですね。食欲の秋、みんなで手づくりした料理でのパーティー、なんだかわくわくします。

 和洋中、朝食、昼食、夕食さまざまなシーンを考えてみるのも楽しいです。海外ではどのようなじゃがいも料理があるのかも調べてみましょう。

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