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学習のポイント

除湿の仕組みは?

信州大学教授・小山 茂喜

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 空気中にどのくらい水分があるかを示すのが湿度ですが、人は勝手なもので、湿度が高いと「じめじめしていて気持ち悪いね」と、湿度が低いと「なんか空気がかわいていて肌がぱさぱさしたり、唇がかわいて不快」と、不満をもらしていますね。いったい、空中にどのくらいの水分があると、人は快適と感じるのでしょうか?

 湿度について、くわしく調べたり、実験してみたりするとおもしろいと思います。

 ●学習のポイント

 (1)温度と湿度の関係は

 温度計と湿度計とがいっしょになっているものがありますが、みなさんは温度と湿度の関係についてくわしく調べたことがありますか?

 紙面では、気温が下がると空気に含むことのできる水蒸気の量が減ると書かれていますが、実際に何度でどのくらいの水蒸気(水分)が空気中に含むことができるかについて、調べてみましょう。また、温度が変化すると、なぜ、含むことのできる水蒸気の量が変わるのかについても調べてみましょう。

 (2)日本は湿度が高いのか

 夏はじめじめしていて、今日は「不快指数」が高いということばを聞いたことのある人もいると思います。「不快指数」とは、何なのかについても調べなければならないのですが、日本は湿度が高い地域なのでしょうか、それとも低い地域なのでしょうか?

 地図帳などの資料を調べて、世界の国々や地域と比べてみましょう。

 また、日本の中でも、湿度の高い地域や低い地域はあるのでしょうか?

 これからの時期、冬になると太平洋側の地域では、「乾燥注意報」が出る場合もありますが、季節によっても湿度はちがうのでしょうか?

 (3)除湿の方法もいろいろ

 紙面では「冷やす」と「吸い込む」の2種類の除湿の方法が解説されていますが、これ以外にも、除湿の方法はあります。

 たとえば、みなさんがお菓子を買ったとき袋の中に、「乾燥材」の小さな袋が入っていたという経験はありませんか?あれは、乾燥剤を用いて化学反応で水蒸気を吸着させて除湿しています。どのようなしくみなのか、くわしく調べてみましょう。

 また、空気を圧縮して、空気中の水分を取り出す方法もあります。この方法についても、くわしく調べてみましょう。

 (4)空気中の水蒸気を取り出そう

 紙面には、コップに水滴がつく話が載っていますが、身近ではペットボトルで、その現象を経験している人が多いと思います。ペットボトル等で、空気中の水蒸気をたくさん取り出すには、どうしたらよいのか、いろいろと工夫して実験してみましょう。

 また、ほかにも、空気中の水蒸気を取り出す方法があるか調べて、チャレンジしてみましょう。

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