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黒沢監督12作品の格安DVDも販売差し止め 最高裁

2009年10月8日

 黒沢明監督(1910〜98)の映画をめぐり、映画会社の許諾を得ずに格安DVDを販売することができるかどうかが争われた三つの訴訟で、最高裁第一小法廷(宮川光治裁判長)は8日、販売業者の上告を棄却する決定をした。映画会社の主張を認め、販売の差し止めを命じた一、二審判決が確定した。

 訴訟の対象となっていたのは、「羅生門」「生きる」など43〜52年に公開された12作品のDVD。東宝、角川映画、松竹の3社が都内の販売業者を相手取って訴訟を起こしていた。二審判決はいずれも、黒沢監督が映画の著作者にあたり、「著作者の死後38年間は保護期間が続く」という旧著作権法の条文が適用されるとして、著作権が消滅していないと判断していた。

 第一小法廷は8日、チャールズ・チャプリンが出演・監督した映画の格安DVDをめぐる訴訟の判決で、チャプリンが映画の著作者にあたり、少なくともその死後38年まで著作権が保護されるという判断を示していた。(中井大助)

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