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「m−flo」がベスト盤 Jポップ開拓10年

2009年10月8日

写真拡大m−floのバーバル=郭允撮影

 2人組の音楽ユニット「m―flo」(エムフロウ)がデビュー10年を迎え、ベストアルバム「MF10」が7日発売された。女性ボーカルを擁して3人組だった初期のころと、曲ごとにゲストボーカルを迎える近年の活動とに分けた2枚組みだ。Jポップの新境地を切り開いてきた10年間についてメンバーのバーバルに聞いた。

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 インターナショナルスクール時代の友人だったタク、バーバル、リサの3人でデビュー。R&B色の強いボーカルを聞かせるリサ、ヒップホップが好きで英語と日本語を交えたラップを駆使するバーバルが前面に立ち、先端のクラブミュージックを熟知するタクが音づくりの要となった。

 女性ボーカルとラップの入ったR&B。海外ではフージーズのような先達がいたが、日本のポップス界ではまだ珍しかった。

 「コアな音楽で殴り込むぞ、という意気込みだったが、意外とすんなり受け入れられてしまって」。バーバルは苦笑する。「ディーバ」と称されたR&B系の女性ボーカルや、ヒップホップのブームが到来しつつある時期だった。

 親しみやすい楽曲もあり、すぐに幅広い人気を獲得。だが、02年にリサがソロ活動に専念するため脱退。そこで生まれたのが、専任ボーカルをおかず、曲ごとにゲストを迎えるプロデューサーユニットの発想だった。

 「アメリカなどではすでに当たり前だった『フィーチャリング』。それ主体の活動にしてしまおう」

 クリスタル・ケイを手はじめに40組以上と共演。ベスト盤にも安室奈美恵、ボニー・ピンク、野宮真貴、和田アキ子らジャンルもキャリアも多彩な面々との曲を収録する。

 コラボブームの火付け役ともいえる活動だったが、昨年で終了させた。「周りから惜しまれ、自分たちも心残りのうちにやめるくらいがいい」

 青山テルマや西野カナらが参加するトリビュートアルバムは9月に発売。11月14、15日にはこれまでの共演者らをゲストに迎え、東京の代々木競技場第一体育館で記念ライブをする。

 その後の具体的な活動は未定だが、「ひねくれ者なので、すでに他の人がやっていることはやりたくない。タクとそれぞれの活動をするなかで、またアイデアが浮かぶでしょう」と話している。(宮本茂頼)

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