現在位置:
  1. asahi.com
  2. エンタメ
  3. 舞台
  4. 古典芸能
  5. 記事

狂言+独の管楽団 オペラ「魔笛」開幕

2009年10月9日

写真茂山一門が出演する狂言風オペラ「魔笛」=7日午後、京都市上京区、南部泰博撮影

 大蔵流狂言の茂山家とドイツの管楽団でモーツァルトに挑む「狂言風オペラ」の新作「魔笛」(朝日新聞社など主催)が7日、京都府立文化芸術会館で巡演初日を迎えた。

 楽曲はそのままに、オペラの物語や歌詞を狂言の世界やことばに変換して演じる「狂言風オペラ」の3作目。小宮正安・横浜国立大准教授が脚本、茂山千之丞さんとあきらさんが演出を手がけた。

 ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン管楽ゾリステンが軽快なモーツァルトを奏でる舞台で、正邦さんら狂言役者が繰り出す笑いの背景に広がる深遠な作品世界を、金剛流シテ方豊嶋晃嗣さんの「音の霊」が体現。爆笑の後に、千之丞さん演じる「昼の教祖」が“許し”の力で煩悩から脱して大団円を迎えると、大きな拍手がわき起こった。

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内