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「さいたまネクスト・シアター」旗揚げ公演

2009年10月8日

写真さいたまネクスト・シアターの俳優たち。前列右は蜷川幸雄、左は福田善之

 彩の国さいたま芸術劇場(さいたま市)が無名の若手俳優44人からなる演劇集団「さいたまネクスト・シアター」を立ち上げた。芸術監督の蜷川幸雄が福田善之作「真田風雲録」を演出し、15日から11月1日まで旗揚げ公演を行う。

 男優27人、女優17人で平均年齢は25歳弱。1225人の応募者から計15日かけたオーディションで選ばれた。演技や所作の基礎などの事前けいこを6月から積んできた。

 06年に発足した高齢者劇団「さいたまゴールド・シアター」が旺盛な活動を続けており、劇場発の第2の集団となる。

 蜷川は「車の両輪のように両方の集団があるのが健全な姿だと思ってきた。無名の若者にチャンスを与えるのも公共劇場の大きな役割。公演の実績を重ね、文化としてあるべき存在だと認められるようにしていきたい」と抱負を語る。

 「真田風雲録」は62年に千田是也演出で初演。真田十勇士の奮闘に60年安保闘争を投影した青春群像劇だ。大ホールの舞台上に設ける約300席の特設劇場で上演する。

 「テレビで見る俳優は似たタイプばかり。あえて少しノイズのある個性的な人を選んだ。これからビシビシ鍛えるので、3年後に何人残っているか見ものです」と蜷川は言う。

 3800円。電話0570・064・939(劇場)。(藤谷浩二)

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