Q.会社説明会で好印象を残すには?

<第5回> 文 篠原真喜子

A.特別なことは必要ありません。内定者のすごワザ四つ教えます!

1. なるべく前方に座って、熱心に聞く
2. 質問をする
3. アンケートにも気を抜かない
4. 企業の新聞記事を持って行き、質問する

 3月1~2週目は、会社説明会のピーク。みなさんもいくつか参加してみましたか? 会社説明会は、企業HPや会社案内のパンフレットではわからない企業の雰囲気を肌で感じるチャンス!! うまくスケジュールを調整して、多くの会社説明会に参加してみましょう。

 せっかく参加するのだから、採用担当者に対して好印象を残したい。でも、大人数が参加する説明会でどうやって? 先週に引き続き、会社説明会を上手に活用した内定者の例をご紹介しますので、ぜひ皆さんも真似(まね)してみて。

1. なるべく前方に座って、熱心に聞く
 志望度の高い企業は、1列目に座れるように早めに会場に行きました。1列目に座って、熱心にメモを取りながら聞いていたら、終了後に「一生懸命聞いてくれていたね」と採用担当者から声をかけてもらうことが何度もありました!(エアライン内定Hさん)

ポイント☝
 ステージ上にいる採用担当者からは、皆さんが思っている以上に、会場の様子がよく見えます。前列で姿勢よく熱心に話を聞いてくれる学生の姿は、好印象間違いなし。逆に前方の席で居眠りなんてしたら……アウト!

2. 質問をする
 説明会の質問コーナーでは、必ず質問をするようにしていた。それは、質問をすることは、「あなたに興味があります。もっと教えてください」ということを行動で示していることだと思ったから。また、「採用担当者の話に出ていた内容と同じ質問をしたら恥ずかしい」という思いもあったので、常に緊張感を持って話を聞くことができた。(マスコミ内定Yくん)

ポイント☝
 「いい質問をするな」と思った学生の名前をメモしている採用担当者は多いです。あらかじめ企業のことを調べ、説明会の場で聞いたことをプラスして質問できたらバッチリ。逆に、会社案内を読めばわかるような質問をする、個人的な質問をする、一人でいくつも質問をするのは、×!

3. アンケートにも気を抜かない
 終了後のアンケートにも気を抜かず、感想や質問をびっしり書くようにしていました。説明会前日の新聞に、その会社の記事が載っていたので感想を書いたら、無記名アンケートだったにもかかわらず、着席場所から私の名前を調べたようで連絡が! 特別な説明会に呼んでもらえました。(損保内定Mさん)

ポイント☝
 アンケートは採用担当者もじっくり読んでいます。アンケートをしっかり書いたら採用担当者から連絡が来たという報告多数! 無記名アンケートでも、名前と連絡先を書いて提出したという人も。

4. 企業の新聞記事を持って行き、質問する
 説明会前日には、訪問予定企業名を朝日新聞デジタルで過去記事検索し、その中から一つ記事をプリントして持って行きました。ブースに人が少なくなったところを見計らって「御社の記事を拝見したのですが、詳しく教えていただけますか?」などと質問すると、「よく調べているね!」「僕もこんな記事が載っているなんて知らなかったよ」と、感心してもらえました。この作戦でエアライン、ホテル、人材、銀行4社から内定をもらえました!(エアライン内定Iさん)

ポイント☝
 わざわざ記事を持ってきてくれる学生がいたら、採用担当者もうれしいのではないでしょうか。「うちの会社が第一志望なんだろうな」って思ってくれる気がします。複数企業を受けていても、この技なら簡単に真似できるのでおススメ。

 いかがでしょう。すぐ真似できそうなことばかりですよね! ちょっとした努力で好印象を残せるものだと感じてもらえたと思います!

 次回は、学生によく聞かれる会社説明会に関する質問にお答えします。

篠原真喜子(朝日新聞社 就活キャリアアドバイザー)
プロフィル 篠原真喜子(朝日新聞社 就活キャリアアドバイザー)

2003年入社。自身の就活経験を生かして、2004年に「朝日就職フェア」を立ち上げる。以降、同フェアの企画・MCとして活躍。雑誌「CanCam」「エアステージ」の就活特集にも「就活のプロ」として登場。キャリア支援した学生はのべ5万人。国家資格キャリアコンサルタント。

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