Q.OB・OG訪問はしたほうがいいですか? 正直、やり方がよく分かりません。

<第7回> 文 篠原真喜子

 OB・OG訪問は、就活において非常に有効! けれど、学生生活は意外に社会人との接点が少ないもの。就活生から多く寄せられる「志望企業のOB・OGが見つからない、どう始めていいか分からない」という悩みに、前後編で回答していきます。

 OB・OGを見つけるために大切なことは、とにかく自分で動いて「つて」をつくること。過去には、会社案内やホームページに載っている人に手紙を書いた学生や、志望企業の玄関前で片っ端から社員に声をかけたというツワモノもいますが、まぁこれはちょっと極端な例かも?! 前編では、すぐできるOB・OGの見つけ方を教えます。

大学のキャリアセンターや就職課に行き、OB・OGを紹介してもらう
 まずこれが基本。でも「希望する会社で働くOB・OGがいない」とか「いたけど連絡がとれない」というケースも。その場合は、以下のようなトライをしてみましょう。

他大学の友達に紹介してもらう
 自分の通っている大学のOB・OGがいなくても友達の大学のOB・OGはいるかもしれません。他大学の友達に紹介してもらうだけでなく、友達がOB・OG訪問する際に一緒に連れて行ってもらうのもアリです。他には、サークルの先輩やアルバイト先の友人に聞いてみるのもいいでしょう。

説明会で名刺交換して連絡先を手に入れる
 学内説明会や会社説明会などにいらっしゃる社員の方に、自分の名刺を渡しにいきます。名刺はこちらから差し出すと、相手からもいただける可能性大! そこから連絡をとってOB・OG訪問につなげていきましょう。OB・OG訪問のお願いの連絡をする際に、覚えていてもらえる確率も上がります。

志望企業のライバル企業のOB・OGを訪問する
 志望企業でなくてもライバル企業なら仕事の内容や働き方が似ていることが多いです。また、ライバル企業から見た視点での話が聞ければ、面接などで他の学生と差がつきます。

店舗・支店訪問をする
 他に有効なのが、店舗や支店を訪問してみること。金融や旅行会社なら支店に行ってみるもよし、化粧品メーカーならデパートの化粧品コーナーに行ったり、エアライン志望なら空港に行ってみたり。仕事が忙しくなさそうな時間帯を狙って、「就活中なので少しお話聞かせてください」と言うと、快く話をしてくれたという事例をたくさん聞いています。

 OB・OG訪問は、はじめは勇気がいるかもしれませんが、その気になればいろんな方法があるのであきらめず、頑張ってみて! 後編では、OB・OG訪問の仕方(準備)と好印象を残す方法をレクチャーします。

篠原真喜子(朝日新聞社 就活キャリアアドバイザー)
プロフィル 篠原真喜子(朝日新聞社 就活キャリアアドバイザー)

2003年入社。自身の就活経験を生かして、2004年に「朝日就職フェア」を立ち上げる。以降、同フェアの企画・MCとして活躍。雑誌「CanCam」「エアステージ」の就活特集にも「就活のプロ」として登場。キャリア支援した学生はのべ5万人。国家資格キャリアコンサルタント。

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