自分の興味を発見する「自己分析編」

<第1回> 構成 朝デジ就活ナビ編集部

 新聞を読むのは日々のニュースを知るため? そう思われがちですが、決してそれだけではありません。就職活動の様々なシーンでも役立ち、自分なりにうまく活用することで、他の学生とも差をつけられます。そして、企業の人事・面接担当者も読んでいる新聞だからこそ“有効”なのです。就活のお悩みは、新聞で解決できます! 内定者の事例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。今回のお悩みは「自分がどんなことに興味があるのかわかりません」です。

気になった記事をスクラップ

 最初は、自分がどの業界に進みたいのかわからず、とりあえず気になった記事をスクラップしていました。スクラップを継続していくうちに、メーカーに関する記事が多いことを発見。「日本のものづくりを世界に発信していきたい」と、自分の進みたい業界が明確になりました。(日産自動車内定 Y.A.さん)

目に留まる記事をスクラップ

 エアラインを目指す人は、ホテルやブライダルを併願する人が多いのですが、私の場合は、説明会で話を聞いても興味を持てなくて……。では、「私は、どんなことに興味があるんだろう?」と。それを探すため、新聞全体に目を通し、目に留まった記事をスクラップしていきました。

 すると、健康や薬、医薬品に関する記事が多いことを発見! 大学で学んできた養護教育とも合うところがあり、併願企業を探す際も、その軸に沿って探しました。また、「おもてなし」をする仕事という視点でCAを目指す人が多いけれど、私の場合は「保安という命を守る仕事」としてのCAの仕事にひかれているんだと気づくことができました。(ANA/CA内定 S.R.さん)

「保安という命を守る仕事」にひかれていることに気づく
「保安という命を守る仕事」にひかれていることに気づく

切り取った記事をファイル

 「やりたいことが見つからない」という方に新聞スクラップがおすすめ。手間がかかる分、自然と、本当に興味のある記事だけを集めるようになるので、自分のやりたいことや興味が見えてきます。記事をノートに貼るスタイルは続かないと思った私は、切り取った記事をファイリング。福祉や労働に関する記事に興味があることがわかり、高齢者福祉に携わりたいと思うようになりました!(厚生労働省内定 S.S.さん)

「福祉や労働」に関する記事に興味があることがわかる
「福祉や労働」に関する記事に興味があることがわかる

まず、1カ月スクラップを

 「おもしろそう」と、直感で思った記事を切り抜いていきました。実は、3年の11月上旬に新聞社のインターンに参加したんです。そこで写真部の方が「写真の腕は関係ありません。大切なのは、いま世の中で起きていることや、それに対する疑問、感じたことをどう伝えるのか、自分の考えをもつことです。記者ならペン、カメラマンならカメラでそれをやるだけで、基本は同じです」と話していた言葉がすごく響いて。「自分はなんて浅はかだったんだろう」と。でも、自分は何を伝えたいのかと問われたら、明確な答えが出ない。

 それが、新聞を読む中でだんだんと気づいてきて。スクラップを見返すと「五輪後のリオ 銃弾飛び交う」や「スポーツと食の苦しみ」など、スポーツの裏側や負の側面について書かれた記事が多く、「ああ、僕はこういうことを伝えたいんだ!」とわかりました。何を伝えたいのかが見つけられていない人は、まず、1カ月スクラップをしてみると良いと思います。(NHK内定 S.Y.さん)

「スポーツの裏側」関連が多く、伝えたいことを見つける
「スポーツの裏側」関連が多く、伝えたいことを見つける

 次回は「ニュース・時事問題対策編」を予定しています。

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