Q. エアラインを目指すならダイエットしたほうがいいですよね?

<第29回> 文 篠原真喜子

 「CA(客室乗務職)やGS(グランドスタッフ)を目指しているのですが、ぽっちゃり体形です。ダイエットしたほうがいいですよね?」「CAになるにはスタイルが良くないとダメですか?」。エアライン志望者向けのセミナーや講義をすると、毎回聞かれるこの質問。少々デリケートなことではありますが、今回はこれを考えてみたいと思います。

 航空業界志望者向けの情報誌「月刊エアステージ」編集部の方から伺った話だと、CA・GS志望者に「エアライン受験での悩みや不安」を尋ねたアンケートでは、英語力、筆記試験と同じくらい体形に関する回答が多かったそうです。それだけ外見について悩んでいる人がいるのですね。

 健康的で清潔感があることが大事

 CAもGSも接客業である以上、清潔感があることはとても大事です。お客様が不快にならないような清潔さですね。モデル体形でないとダメかと言われたら、決してそんなことはありません。BMI(※)が正常範囲内で、健康的なぽっちゃり程度であれば合格している人はたくさんいます。

 「制服を着た時にどんなふうに見えるか」を想像

 一つの目安として「今の私が制服を着たら、どんなふうに見えるか?」と想像してみてください。CAもGSも制服を着て仕事をしますから、それを着た時にお客様からどう見えるかは大事なポイントです。採用担当者も、自社の制服を着て働いているイメージが湧くか、お客様が声を掛けやすい雰囲気か、などを面接で見ているようです。

 無理なダイエットは逆効果! 健康的な体づくりを

 「試験までにもう少し痩せたい……」と思っている人もいるでしょう。そういう人は、単に体重を落とすのではなく、健康的な体づくりを意識してみてください。3食きちんと食べて、適度な運動をして体を絞っていくイメージです。ダイエットというと、食事を抜いたり無理な運動をしたりする人がいますが、それでは逆効果。体調を崩したり、肌が荒れたりしては台無しです。また、身長と体重が同じでも人によって体形は違うのに「160センチだったら48キロ以下」などと勝手に基準を決めて、急激に体重を落とそうとする人もいますが、おすすめしません。

 CAもGSも体力勝負! 太りすぎず、痩せすぎず、健康的が一番

 普段あまり運動をする習慣のない人は、ウォーキングやストレッチから始めてもいいと思います。ランニングをしたり、スイミングをしたりするのもいいですね。無理なく楽しく続けられる、自分に合った方法を見つけましょう。CAもGSも仕事は体力勝負! ですから、太りすぎず、痩せすぎず、健康的が一番です。

 体づくりに取り組んでいることを面接でアピール

 エアラインの面接では「体力づくりをしていますか?」「健康管理で気をつけていることは?」という質問をされることが多いです。それは、先述のとおり、CAもGSも体力勝負の仕事だから。面接では、体調管理・自己管理ができる人か、仕事をこなせるだけの体力があるか、という点を面接担当者もチェックしたいのです。「体のためにウォーキングをしています」「憧れの制服を素敵に着こなせるように、運動をして食生活にも気を配っています」などと、体づくりに取り組んでいることをアピールしたという内定者も多いです。実際に自分が経験したことなら自信を持って話せますからね。

 3月の就活解禁まであと2週間。本選考が始まる6月までに、外見も内面も磨いていってくださいね。

(※)BMI:体重と身長から肥満度を示す体格指数。体重を身長の2乗で割る
   BMI = 体重kg ÷ (身長m)²
   適正体重 = (身長m)² × 22

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「オリジナリティーあるESの書き方」「読み手を引き付ける文章作成」など、実際のESを使って解説します。
講師:朝日新聞社 就活キャリアアドバイザー 篠原真喜子

第2部【なんでも聞いてね☆内定者へ質問会】
JAL、ANAに内定した先輩が出演予定。就活生の質問・お悩みにホンネで答えます。

<概要>
■日時:2019年3月11日(月)16時開場、16時20分開講。19時終了予定
■場所:朝日新聞東京本社 読者ホール 東京都中央区築地5-3-2 本館2階コンコース
■参加費:無料
■対象:女子学生(大学生、短大生、大学院生、専門学校生)
■定員:120人 ※先着順
■締め切り:2019年3月6日(水)
■持ち物:筆記用具
■服装:自由
※応募者多数の場合は、募集期間内でも締め切ることがあります。お早めのご応募をおすすめします。
詳細・お申し込みはこちらから

篠原真喜子(朝日新聞社 就活キャリアアドバイザー)
プロフィル 篠原真喜子(朝日新聞社 就活キャリアアドバイザー)

2003年入社。自身の就活経験を生かして、2004年に「朝日就職フェア」を立ち上げる。以降、同フェアの企画・MCとして活躍。雑誌「CanCam」「エアステージ」の就活特集にも「就活のプロ」として登場。キャリア支援した学生はのべ5万人。国家資格キャリアコンサルタント。

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