Q.就活はいつから始めたらいいですか?

<第38回> 文 篠原真喜子

 今回は、大学3年生から届いた「就活をいつから始めたらいいか」というお悩みです。はい、答えは簡単。早いに越したことはありません。すぐ始めてみましょう!

2021年卒の採用は早期化

 6月1日に、2020年卒新卒採用の選考が解禁になりますね。実際には多くの企業が、6月以前に採用選考を始めており、すでに半数以上の学生が内定を獲得しているようですが……。その一方で、同じ6月1日から、2021年卒(現3年生)向けのインターンシップ告知もスタートします。インターンシップ関連のサイトがオープンし、応募受け付けも始まるわけですが、今年はちょっと様子が違います。というのも、これまでは主要な就活サイトの「会員登録」が6月1日から解禁されたのですが、今年は、4月半ばから会員登録できるようになっていたのです。このコラムを読んでいる人たちの中にも、もう登録したという人がいるかもしれません。

 例年は、6月1日から会員登録開始だったものが、今年は、あらかじめ会員登録しておき、6月1日になったらすぐに各企業のインターンシップに応募できる仕組みになっているようです。このことからも、2021年卒新卒採用の動きが早まっていることが予想できます。

就活開始はサマーインターン

 このコラムでも何度か書きましたが、大学3年生の夏に行われる「サマーインターンシップ」が実質的な就活スタート。インターンシップ開催の目的は企業によって様々ですが、このサマーインターンから選別が始まっているケースは少なくありません。実際に、サマーインターン経由で、大学3年生の秋には内定をいただいたという話もよく聞きます。

 特に外資系企業では、その傾向が顕著です。5月ごろからサマーインターンのエントリーと選考が始まり、大学が夏休みの8~9月に実施されるサマーインターンが採用に直結しているケースが多いです。外資系企業を受験するのはトップ層の学生が多いですから、優秀な学生を確保したい国内企業は、外資系企業の採用に合わせて、自社の選考も早期化せざるを得ない現状があるのです。

 数年前までは、就活解禁(3年生の3月)と同時のスタートでも間に合いましたが、この1、2年は早期化が進行しているので、解禁してからの就活スタートでは早くから始めている学生に追いつけないのです。

できることから始めてみる

 就活を意識したときが、就活スタートの時期です。1、2年生で就活を始めてもいいですよ!1、2年生でも参加できるインターンシップに参加したり、ゼミやサークルのつてでOB・OGや内定者の話を聞いてみたり、3年生向けの学内説明会に参加してみたり……。できることから始めてみてください。

篠原真喜子(朝日新聞社 就活キャリアアドバイザー)
プロフィル 篠原真喜子(朝日新聞社 就活キャリアアドバイザー)

2003年入社。自身の就活経験を生かして、2004年に「朝日就職フェア」を立ち上げる。以降、同フェアの企画・MCとして活躍。雑誌「CanCam」「エアステージ」の就活特集にも「就活のプロ」として登場。キャリア支援した学生はのべ5万人。国家資格キャリアコンサルタント。

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