自己分析、業界研究の次は「企業研究」 あなたに合う会社は?

文 明治大学就職キャリア支援部長 舟戸一治
Tzido(Getty Images)
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 自己分析業界研究についての情報収集が進んでくると、自分の強みを生かせる業界・企業はどこなのかを考えるようになります。同じ業界にある企業でも、社員の意識や雰囲気、教育研修や福利厚生などは少なからず違いがあります。また、その企業ならではの特徴が必ずあるはずです。だからこそ、自分にあった企業がどこなのかを知るために、「企業研究」は欠かせません。

 自分の興味関心があることと、能力、価値観などをまとめ、そのことに合った企業を探しましょう。さらに、同業他社との比較にとどまらず、異業種企業との比較をしておくことは、より満足度の高い就職のためには重要です。

OBOG訪問で企業の雰囲気を知ろう

 業界・企業研究を行っているうちに、ときには自己分析の結果に悩むことがあるかもしれません。その時は、改めて自己分析を行うことになります。納得のいく就職先を探すためには、そうしたプロセスは必要なことだと思います。

 インターネットの情報に頼らず、その企業で働いている社員に直接話を聞くことも大切です。個別の会社説明会の他、合同企業説明会、学内企業説明会などを活用するのも良い機会です。

 多くの企業が集まる合同企業説明会には、あなたが興味を持てる企業が参加しているかもしれません。その他にも、当該企業の社員の話を聞く機会としてOBOG訪問があります。インターネットや会社説明会では把握しにくい、企業風土や働きやすさ、やりがいなどを知るためにも有効な方法です。OBOGの連絡先は、大学のキャリアセンターや企業の採用担当部署など、信頼できるところから入手すると良いでしょう。

 最近はインターンシップから早期選考につなげるケースも増えていますが、採用選考には直結しない就業体験としてのインターンシップも人気があります。業界や企業のことを知るために多くの学生が参加しています。ぜひあなたも、興味のある企業がインターンシップを開催していないか調べてみてください。

▼冬のインターンシップは事前にTODOを整理しよう

▼OB・OG訪問が、評価されているって本当?

困ったときはキャリアセンターへ行こう

 大学のキャリアセンターには、先輩が残してくれた就職活動の報告書を収集しているところもあります。内定を得るまでのプロセスや体験談などは貴重な資料として、毎年多くの学生に活用されています。この資料から先輩が企業の情報をどのように把握したかなどを参考にすることも可能です。

 就活は誰にとっても決して楽なものではありません。だからこそ、学生は就活を経験することにより大きく成長します。就活は今後のキャリアに生かせる大事な経験となるはずです。

 そして最後に。就活について何か困ったことがあったら、まずは大学のキャリアセンターに相談することをお勧めします。必ずお役に立つはずです。

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