「こうやってオンライン就活を乗り切った」4年生の体験談を紹介

文 関西学院大学キャリアセンターキャリア支援課長 矢橋洋
tomzilaze(Getty Images)
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 オンライン中心の就職活動では、どんなことに気を付ける必要があるのでしょうか。4年生の体験談を紹介していきたいと思います。

 まず「面接中に通信の不具合が発生して十分にPRできなかった」という声が多く聞かれました。自宅の機材や通信環境を整え、よくテストしておくことが大切です。不具合が発生した場合にも素早く対応できるよう、扱いにも慣れておきましょう。

オンライン面接で気をつけたいこと

 また他の学生の映像を見て、「背景に散らかった部屋が映っていた」ことが気になったという声も聞きます。自分の身だしなみはもちろん、背景にうつる部屋の雰囲気にも気を配るようにしましょう。

 画像だけでなく自宅内外の生活音など、音声面を心配する声もありました。なるべく静粛な環境で行うことが望ましいですが、自宅の場合は予期せぬ音が入ってしまう可能性があることは、企業側も理解していただけると思います。落ち着いて対応し、あまり神経質になりすぎないようにしてください。

 「カメラを見て話すことに慣れず、苦労した」「話し出すタイミングが取りづらく、十分に発言できなかった」という、オンラインならではの難しさを指摘する声もありました。オンライン上でのコミュニケーションの経験を重ね、慣れておくことが必要かと思います。

 さらに、「対面での面接に比べてモチベーションが上がりにくく、気持ちを込めづらかった」「面接担当者や他の学生が話しているときに意識が散漫になりがちなので、話を聞く時の態度、表情や目線にも気を付けた」という学生も多かったので、より積極的な姿勢で臨むよう心がけましょう。

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しっかり準備して臨もう

 事前に準備したメモを見ながら話をする学生もいるようです。しかし、「メモを見ずに話すようにしたら相手に気持ちが伝わり、選考の結果も良くなった」という声もあります。オンラインであっても対面での面接と同様、メモを見ずに話せるようにしておくべきでしょう。

 これから就職活動を行われる学生の皆さんは、こうした学生の体験談を参考にして、オンラインの面接に慣れ、また客観的な視点でのアドバイスを得るようにしましょう。キャリアセンターが提供している面接練習などのプログラムを利用し、早めに準備することが肝要です。

 突如訪れたコロナ禍により、就職活動を行う学生の皆さんは何かと不安が多いことと思います。キャリアセンターのスタッフは、学生の皆さんの魅力や思いが企業に十分に伝わるよう皆さんに寄り添い、精いっぱいサポートしたいと思っています。是非、積極的に活用していただければ嬉しく思います。

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