就職活動を楽しもう 孤独な戦い、たまには気分転換を

文 西南学院大学学生支援部就職課長 南里恵美
metamorworks(Getty Images)
metamorworks(Getty Images)

 就職活動期間中は、皆さんが今までに経験したことのないことをたくさん経験するでしょう。たくさんの方々と出会い、とても成長できると思います。

成功のコツは「息抜き」

 充実した就職活動を行った先輩たちは、「就職活動がとても楽しかった」と感想を語ってくれます。

 就職活動では、さまざまな方に出会い、色々な価値観に出会えます、また、社会人の方がその会社に入社しようと思った本当の気持ちや、就職活動での経験を聴くこともできるでしょう。普段知ることができない企業の裏側も知ることができるかもしれません。

 多くのことに対して興味や関心を持つことで、就職活動が楽しくなるようです。また、楽しかったと語る先輩方に共通して言えることは、「息抜き」がとても上手だったことです。

 太く短い就職活動をする人、細く長く就職活動をする人など、様々だと思います。就職活動期間中は、初めての経験も多く、悩みも多くなると思います。そんな時は、息抜きをすることが大切です。時には友達とランチに行ったり、遊んだり、自分が没頭できる趣味の時間をとることもよいでしょう。就職活動のことばかりを考える必要はありません。たまには息抜きをして、リフレッシュして自分らしい就職活動を行ってください。

 また、就職活動は一人だけの孤独な戦いではありません。就職活動をしている方には、それぞれ悩みがあります。自分一人が悩んでいるわけでは決してありません。辛いことや悩みがあったら、ぜひキャリアセンターを訪ねてみてください。そこでみなさんの辛さや悩みを打ち明けてみてはどうでしょうか。人に自分の状況を話すことによって、考えがまとまることもあるでしょうし、気分転換を図ることもできるでしょう。

▼「就活の悩み相談は友達とSNSで」

▼「徹底的な面接対策でつかんだ夢」

▼「何でも楽しめる人になって」(採用担当者のホンネ)

OB・OG訪問で「正しい」情報を

 さらに、ちまたにあふれる多くの情報にほんろうされ、迷う方がたくさんいます。何が正しい情報なのか、自分にとって必要な情報は何か、多くの情報を取捨選択するためにも、周囲の人に考えや意見などを聞いてみることが大切です。特に積極的にOB・OG訪問をして、実際に働いている方に企業の説明会では聞くことのできなかったことを具体的に教えてもらったり、実際に働いてみて今の仕事をどのように感じているのか、またその方が歩んできたキャリアパスや仕事のやりがいなどを尋ねてみたりするのもよいでしょう。

 大事なのは、「なぜ自分は働くのか」、「どう人生を築いていきたいのか」について、一度立ち止まって考えてみることです。一日のうち大半の時間を過ごす仕事を、安易な考えで選択することはお勧めできません。一日一日の積み重ねが、皆さんの人生の糧となります。

 就職活動中に行き詰まりを感じた時は、それまでにあなたが思い描いた人生に近づくためにはどうするのかを考えることが参考になるでしょう。

 上手に息抜きをして、上手に周囲の方に頼って、就活の中にも楽しさを見つけ、普段の皆さんらしく就職活動を進めてください。

 これから始まる就職活動を通じて、皆さんが自分らしい人生に出会えることを心から応援しています。

【特集】就活コンサル坂本直文さんの企業研究入門

この記事をシェア