WEB面接、突破のポイントを就活のプロが解説

文 中央大学キャリアセンターキャリア支援課 北田圭
show999(Getty Images)
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 3月になり、すでに面接を経験したという学生も多くなっていることでしょう。最初の関門と言えるのがオンラインを活用したWEB面接です。パソコンの画面を通じて、いかに「自分らしさ」を伝えられるか悩んでいる学生も多いのではないでしょうか。そこで、WEB面接に臨むうえでのポイントをおさらいします。

今からでもOBOG訪問は遅くない!

 WEB面接では、対面で行う面接に比べて「学生の雰囲気」や「会社への熱意」といった非言語の要素は伝わりづらいと言われています。

 つまり、いかに「ことば」にして伝えられているかがポイントになります。

 自分自身のことを「ことば」にして相手に伝えるためには、これまでの経験を振り返り、自分の強み・弱みを理解していることが何よりも重要です。自己分析が進まず悩んでいたらキャリアセンターに相談し、自己分析を深掘りしていきましょう。

 企業研究も同様に、ホームページに掲載されている企業内容を調べた上で、今からでも遅くないのでOBOG訪問をできるだけ行うようにしましょう。OBOGが入社してからどのような仕事をしてきたのか、仕事のやりがい、会社の強みや弱みを聞くことで、志望理由に具体性を持たせてください。

 例として、この春卒業する本学のある女子学生は、大学が管理しているOBOG名簿を活用して、第一志望とする会社やそのライバル企業のOBOGにオンラインで話を聞いて回りました。ホームページからでは分からない社風や競合他社との違いを知ることで企業研究を深め、会社への熱意をアピールし、見事第一志望の大手食品メーカーに内定を得ました。

 コロナ禍において、OBOG訪問こそ移動時間や費用がかからないというオンラインのメリットを最大限に生かしてください。

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スマホではなくノートPCで

 いまや通信環境が面接の結果を左右するといっても過言ではありません。WEB面接では企業ごとに使用するオンラインツールが異なるので、Zoom、Teams、Webexなどの主要なオンラインツールはアカウントを作成しておきましょう。

 スマートフォンでも面接を受けることはできますが、画面が小さいと面接担当者の様子が分かりにくいこともあるので、ノートPCを使うことが理想です。部屋を明るくする、顔に照明をあてる、背景に映るものは整理する、カメラを目線の高さに合わせる、といった配慮も忘れないでください。

 WEB面接だからといって、手元にカンニングペーパーを置いて面接に臨む学生がいるかもしれませんが、何かを読んでいることは目線ですぐにわかってしまい印象が悪いので絶対にやめましょう。

 今年もオンラインを活用したWEB面接は多くの企業で実施されます。初めてのWEB面接では緊張や不安から、思い通りにいかないこともあるでしょう。不安があれば大学のキャリアセンターに相談し、模擬面接を通じてしっかりと「自分らしさ」が画面越しに伝わっているか、確認してから本番に臨みましょう。

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