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06年の世界CO2排出、最悪シナリオ上回る

2008年4月11日0時51分

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 【ワシントン=勝田敏彦】06年に世界で排出された二酸化炭素(CO2)の量は、過去最大の83.8億トン(炭素換算)にのぼり、00年から20%増加したことが、米国のシンクタンク、アースポリシー研究所の調査でわかった。同研究所が9日、発表した。

 石炭や石油など化石燃料の使用量などからCO2の排出量を推定した。00〜06年の増加率は年率換算すると平均3.1%で、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が予測する00〜10年の最悪シナリオの2.3%を上回った。同研究所は、このペースでCO2排出が続けば、気温上昇と海面上昇も最悪のシナリオを上回るとみている。

 国別の排出量は米国と中国が飛び抜けて多く、2国で世界の3分の1以上を占めていた。続くロシア、インド、日本を含めると世界の半分以上となる。人口1人あたりでは、カタール、アラブ首長国連邦、クウェート、シンガポール、米国の順に多く、米国は中国の約5倍だった。

 同研究所は、元・米農務省国際農業開発局長で環境問題に詳しいレスター・ブラウン氏が所長を務めている。

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