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原発事故、独外相「最大の透明性図ることこそ重要」

2011年4月2日23時0分

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 松本剛明外相は2日夜、来日したドイツのベスターベレ外相と外務省で会談し、福島第一原発の事故対応について意見交換した。会談後の共同記者会見でベスターベレ氏は「最大の透明性を図ることこそが重要だ」と述べた。

 この会見で松本氏は、原発事故の収束にめどがついた時点で「事故を検証し、原発の安全性について報告を出す」と表明。ベスターベレ氏はこうした姿勢を評価した。

 これに先立つ会談では、松本氏が「原発については最大の透明性をもって国際社会に説明している。国際社会に冷静な対応を呼びかけている」と伝えた。また、今回の事故について「しっかりと検証し、国際社会と共有する」とも述べ、日本の取り組みに理解を求めた。

 会見で松本氏は「エネルギー政策は原子力の安全が大きな要素になる。まず安全性の議論を行う」と述べた。ベスターベレ氏は「国際的な安全基準の確立が必要だ。質の向上、安全性の向上を、国際的に図っていかないといけない」と指摘。こうした取り組みを国際原子力機関(IAEA)で進めることが重要との認識を示した。

 ドイツからは、使用済み核燃料一時貯蔵プールへの注水用に、ドイツ製の生コン圧送機が1台提供されている。ベスターベレ氏は会見で、この圧送機が長いアームで70メートルの高さから放水でき、「キリン」という愛称があることを紹介し、「追加で4台投入する」と表明した。また、ベスターベレ氏は「危機的な状況が安定した後には、経済的な復興に日本のパートナーとして支援していきたい」と表明した。(松村愛)

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