2011年5月20日12時30分
福島県いわき市に住んで23年になります。あの日も小名浜港から車で10分ほどの自宅にいました。高台で幸い被害はありませんでしたが、近くの公民館には避難してきた方が大勢います。居ても立ってもいられなくて、炊き出しに2度出かけました。
皆さんの顔からは笑顔が消え、沈んでいた。不謹慎かと思いましたが、マイタケご飯と豚汁を配りながらちょっとしたジョークを飛ばすと顔がほころびました。それを見て、こんな時だからこそ笑いも大事だと思い直したんです。だって、皆さん十分頑張ってるんだもん。2度目はストーブを囲みながら、ちょっとエッチな医事漫談をやりました。「また馬鹿なこと言って」と言われたけれど、津波で家族を亡くされたとか、かえって大変な境遇の方から「ありがとう」という言葉を頂きました。
縁あって住み始めたいわきは食べ物もおいしいし、人もいい。離れるつもりはありません。私もいわきに残りますから、一緒に生き抜きましょうと言いたい。