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震災4カ月の日、「希望の歌」披露へ 仙台の中学

2011年7月10日1時20分

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 震災から4カ月となる11日、仙台国際センター(宮城県仙台市青葉区)で「東日本大震災慰霊祭」が開かれる。式典では、市立八軒中学校の吹奏楽・合唱部が2曲の「希望の歌」を披露する。

 同校が震災後に県内の避難所などでの慰問演奏の際に歌った「あすという日が」と、阪神淡路大震災の被災地・神戸で歌われてきた「しあわせ運べるように」。「しあわせ運べるように」は、交流のある神戸市の市立玉津中学校から、この曲を歌った様子を撮影したDVDと楽譜が贈られたことをきっかけに練習をしてきた。

 神戸市の小学校教諭が作詞・作曲した曲で、歌詞には「亡くなった方々のぶんも毎日を大切に生きてゆこう」と前向きな気持ちが表現されている。顧問の高田志穂教諭は「生徒たちが歌えるようになるまで少し時間が必要だった」と言う。いまは「支援してくれた神戸の人たちのためにも、大切に歌っていきたい」と話す。部長の佐藤志織さん(3年)も「この歌を通じて、神戸の人が大切にしている思いも伝えたい」と話した。(加藤諒)

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