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2012年6月7日9時53分
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脱原発署名「ずっと続く」 大江さん、大飯再稼働に反対

写真:多くの人たちが集まった「さようなら原発1000万人アクション」の集会=6日午後7時11分、東京・日比谷公園、川村直子撮影拡大多くの人たちが集まった「さようなら原発1000万人アクション」の集会=6日午後7時11分、東京・日比谷公園、川村直子撮影

写真:集会で話す大江健三郎氏=6日午後6時41分、東京・日比谷公園、川村直子撮影拡大集会で話す大江健三郎氏=6日午後6時41分、東京・日比谷公園、川村直子撮影

 「脱原発」への政策転換を求めて全国で進められている署名運動「さようなら原発1000万人アクション」の実行委員会は6日、東京・日比谷で開いた集会で、5月末までに約722万人の署名が集まったと報告した。近く野田佳彦首相に提出し、関西電力大飯原発の再稼働反対などを訴える。

 署名は作家の大江健三郎さんや作曲家の坂本龍一さんらが呼びかけ、昨年5月から募ってきた。署名の一部は海外からも寄せられているという。

 この日の集会には約2300人が参加。壇上に立った大江さんは「再稼働に対し、自分たちのやり方で抵抗するしかないが、署名運動は根本的な力を持ち、ずっと続いていく。『3・11』の後の私たちの生き方をしっかりとつくっていく」と呼びかけた。

 集会後は参加者たちが銀座などをデモ行進した。実行委員会は、7月16日には都内で10万人規模の集会を予定している。(澄川卓也)

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