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健康に対する意識が社会で高まる中、「生活習慣病は自己責任」という声が一部の政治家や官僚から出ています。生活習慣病は個人の努力で防げるのでしょうか。そもそも、病気を予防すれば医療費は減るのでしょうか。社会保障を長く取材してきたベテラン記者が、お金の使われ方に目をこらす中堅記者とタッグを組んで徹底的に取材し、ひもといていきます。
作成:2019年4月10日
ずっとモヤモヤしています。 きっかけは、昨年10月23日の記者会見で、日ごろ財務省を取材している同僚記者がした質問に対する、大臣の麻生太郎さんの答えでした。 「『自分で飲み倒して、運動も全然しねえで…[続きを読む]
医療政策を所管している厚生労働省内には、「彼は国士だ」というと評価と「ペテン師と受け止められても仕方が無い」という見方が交錯しています。 経済産業省の江崎禎英(えさき・よしひで)政策統括調整官(19…[続きを読む]
会場の空気が一瞬で緊張を帯びたのを、覚えています。 「江崎さんは人生最後の1カ月で生涯医療費の50%を使うとおっしゃった。これは200%間違いです」 私が居合わせたのは、昨年10月25日、都内で開か…[続きを読む]
テレビの長寿番組「サザエさん」。父、波平さんは何歳か知っていますか? 実は54歳なんです。朝日新聞で連載が本格的に始まった1950年代の会社員は55歳定年が普通で、その直前という設定でした。そして当…[続きを読む]
「最後の1カ月間の延命治療はやめませんか?」。人生の最終段階「終末期」をめぐって、コスト削減と結びついた発言がやまない。これを、「最近はやりの『ポピュリズム医療政策』にのせられた論」と話すのが、政府…[続きを読む]
糖尿病は自己責任。政治家や官僚から、そんな発言が繰り返されています。彼らは生活習慣が関係するといわれる「2型糖尿病」のことを指して言っていますが、2型糖尿病の自己責任論には医学的にどれだけの根拠があ…[続きを読む]
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