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子どもの時に受けた性暴力は、心身に深い傷を刻み込みます。子どもの安全をどうやって守れるのか。勇気を持って実名で語る被害者の思いを取材しました。
作成:2019年12月1日
■子どもへの性暴力 いちごをふんだんに使った特注の丸いタルトケーキ。11月12日の夜、大分県別府市にあるレストランで、ある夫婦がいとおしむように携帯電話で写真を撮った。 39年前のこの日、1980年1…[続きを読む]
子どものころに受けた性暴力の被害は、心身に深い傷を刻み込み、その後の人生にも大きな影を落とします。この問題に詳しい精神科医の白川美也子さんに話を聞きました。 ◇ 日本では、女子は2・5人に1…[続きを読む]
■子どもへの性暴力 2年前、子どものころのアルバムを初めて開いた。そこには父親から性暴力を受けていた幼稚園から中学2年生までの写真がある。 あのころの自分を消してしまいたいとずっと思ってきた。わたしは…[続きを読む]
■子どもへの性暴力 桜の季節、15歳の少女は期待に胸を躍らせて高校に入学した。「君、普通科に受かったんだね」。受験の日、試験監督をしていた先生が声をかけてくれた。《覚えてくれていたんだ。うれしい》。先…[続きを読む]
■子どもへの性暴力 5歳のときだった。 保育園から帰ってきて、長屋の隣の家に、いつものように遊びに行った。 玄関を入っていくと、おじさんが出てきた。友人の姉妹は母親と出かけているという。帰ろうとすると…[続きを読む]
■子どもへの性暴力 31歳で結婚した。三つ年上の夫は優しい。穏やかな日々だったが、なぜか居心地が悪い。経験したことのない生活が不安で仕方なかった。 《こんな幸せは長く続くわけがない。私は幸せになっては…[続きを読む]
■子どもへの性暴力 1歳になった長男をいつものようにふろに入れていた。自分も裸になり、2人で笑いながら泡をいっぱい作った。 浴室の外から妻の声がした。「お父さん、保健所でおちんちんをきれいに洗うように…[続きを読む]
「こいつ、ホモられたんだって」 川崎市に住む男性(48)は、高校時代に友人からかけられた言葉を、いまも忘れずにいる。 「ホモ」は、男性同性愛者を侮蔑的に表現する際に使われることが多い。心をえぐられる…[続きを読む]
「女性ならともかく、あなたは男でしょ」 関東地方に暮らす40代の男性は、多くのカウンセラーや心療内科の医師などからこう言われ続けた。 子どものころに受けた性暴力被害について相談しようと、22歳を過ぎ…[続きを読む]
「いつも真剣に聞いてくれているのに、ウソついてごめんなさい」 電話の向こう側で高校2年の少年が声を震わせながら打ち明けた。 「実母にセックスを求められる」 激しく泣いた。 「コンドームを使うか使わな…[続きを読む]
京都市在住の大月隆生さん(25)は小学校低学年のとき、高校生の男子生徒から性被害を受けた。 塾で姉のクラスが終わるのを外で待っていると、いつも遊んでくれていた高校生男子が「ポケットにいいものあるよ?…[続きを読む]
「男性の性被害は認識されない。周囲の人たちもだれも助けてくれなかった」。九州から東京の大学に進み、美術を学んだ男性(27)は18歳のときに受けた性被害を振り返る。 大学1年の12月23日。研究室の忘…[続きを読む]
それは、15歳の秋のこと。さいたま市に住む男性(61)は、心の奥にずっとわだかまっていたある出来事を思い出していた。 休み時間。教室で机の前に座っていると、クラスメートが後ろから急に抱きついてきた。…[続きを読む]
3月に連載した「子どもへの性暴力」第8部で、実母から性交を強いられていた男子高校生について取り上げたところ、「決して珍しいことではない」と指摘する声が電話相談を受けている3人から寄せられた。 60代…[続きを読む]
朝日新聞の連載「子どもへの性暴力 男の子の被害」を読んだ読者からは、「自分の子どもと重ねて読んだ」という声が寄せられた。 浜松市のパート女性(47)は初めて取材班にメールをした。高校1年と3年の息子…[続きを読む]
性暴力は「魂の殺人」とも呼ばれ、ときに被害者の人生を破壊してしまうほどの深刻な影響を及ぼします。これまで見過ごされがちだった男性の性被害を防ぎ、当事者をケアしていくためにはどうすればいいのか。日本子…[続きを読む]
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