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03月28日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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南極プロジェクト

2019年11月27日に日本を出発した61次南極観測隊は、2021年2月22日に帰国しました。朝日新聞は、南極で越冬取材を経験している「極地記者」中山由美記者を派遣。同行した中山記者の記事や写真、動画をお届けします。

中山由美(なかやま・ゆみ)

プロフィール中山由美(なかやま・ゆみ)

 朝日新聞東京本社記者。1993年入社。南極へ3回、北極へ7回、パタゴニアやヒマラヤの氷河も取材し、地球環境を探る「極地記者」。

 著書に「北極と南極のへぇ~ くらべてわかる地球のこと」(学研)「南極で宇宙をみつけた!」(草思社)「こちら南極 ただいまマイナス60度」(同)。 共著に「南極ってどんなところ?」(朝日新聞社)など。

「極地記者」中山由美記者が南極や地球環境に関する情報をツイートします

※ツイッターのサービスが混み合っている時などツイートが表示されない場合もあります。

【連載】「ホワイトメール」朝日新聞南極プロジェクト

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写真・図版

南極が教えてくれたこと、地球の過去から今、そして未来をみつめて

 観測隊の越冬隊は南極で2回、年を越す。寒さに震えた夏も2回目は薄着、ウェアは汚れも目立つ。装備は年季が入っても、まだやり足りないことばかり。大陸沿岸に出かけたり昭和基地に戻ったり、飛び回る。 202… …[続きを読む]

2023年3月28日12時0分

南極60年

昭和基地が開設されたのは1957年1月29日。朝日新聞はこれまでも記者らを派遣し、取材を進めてきました。蓄積された過去の膨大なデータの中からも、よりすぐりの記事や写真・動画をお届けします。

動画でみる南極の日々

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購入・利用について(おわけできない動画もあります)

    地図と写真で見る中山記者の氷床掘削の取材行程

    朝日新聞の中山由美記者は2003年11月~2005年3月、45次南極観測隊の越冬隊に女性記者として初めて同行。昭和基地から雪上車で1千キロ、南極大陸の内陸へ遠征し、標高3810メートルのドームふじ基地で氷床掘削を取材しました。その行程を紹介します。

    太陽が昇らない極夜が明けた昭和基地 燃料や食料など4カ月分の物資を積みドームふじ基地へ ドームふじ基地までの中間にあたる「中継点」に到着 キャンプ地に着けばすぐ凍りつかないよう雪を落とす 標高3810mにあるドームふじ基地に到着 ドームふじ基地で氷を掘る 掘り出した氷のコア ドームふじ基地と昭和基地を結ぶ中継点で燃料を補給 2mくらいある大きな「サスツルギ」 雪上車の旅の終着点「S16」

    氷床掘削の取材行程

    2004年

    10月11日
    隊員9人が昭和基地出発
    海氷上を走って南極大陸上陸
    10月18日
    みずほ基地到着
    標高2244m、-40度
    10月29日
    中継点。標高3353m、-50度
    11月6日
    ドームふじ基地到着
    標高3810m、-60度
    12月11日
    氷の掘削開始
    (前季の深さ362mから)

    2005年

    1月22日
    掘削終了。深さ1850mまで
    1月26日
    ドームふじ基地出発
    2月7日
    昭和基地到着
    2月8日
    観測船「しらせ」に乗船

    地図と写真で見る中山記者の隕石探査・地質調査の取材行程

    中山記者は2009年11月~2010年3月にも51次観測隊の夏隊に同行し、南極を再訪しました。このときは、セールロンダーネ山地に遠征し、隕石探査と地質調査を取材しました。

    観測隊は「しらせ」に乗り、昭和基地を目指す 観測船「しらせ」から上陸、アデリーペンギンたちが出迎え 雪と氷が風にえぐられた巨大な「ウィンドスクープ」 危機一髪。通り過ぎた後にクレバスが! バルヒェンに設営されたベースキャンプ 隕石探査初日、氷原に小さな黒い石が転がっている 超大陸ゴンドワナの謎に迫る地質調査 ゴールのベルギー基地はもう目の前

    フォトギャラリー

    • 凍てつく大気にダイヤモンドダストがキラキラ舞う。さえぎるもの一つない空をキャンバスに、光は世界で一番大きな絵を描く。太陽が姿を見せない冬は、揺らめくオーロラが天頂を駆けめぐる。

    • 大地

      11億~4億5千万年前、何が起きたのか? 岩に描かれた不思議な模様は古文書だ。灼熱のマグマが走り、とてつもない圧力が加わった痕跡を読み解き、超大陸誕生の謎に迫る。

    • ペンギン(1)

      南極で出会うアデリーペンギンは好奇心旺盛だ。カメラを構えると、興味津々近づいて来る。こっちが見ているのか、見られているのか、わからなくなる。

    • 南極海

      船が40度も傾くほど荒れ狂う暴風圏を越え、白い蓮の葉が漂うような流氷域を抜けると、厚さ5メートルにもなる氷が行く手を阻む。南極へと誘う海は、光と風が水と氷の世界を演出する。

    • 生きもの

      南極で出会うアデリーペンギンは好奇心旺盛だ。カメラを構えると、興味津々近づいて来る。こっちが見ているのか、見られているのか、わからなくなる。

    • ペンギン(2)

      昭和基地の近くで出会うペンギンたち。コウテイペンギンは体長120センチと威厳たっぷり。小さなアデリーペンギンは両翼を広げ、ヨチヨチ大行進。子育てのスタイルもまた違う。

    • 観測

      昭和基地で観測が始まったのは1957年。オゾンホールの発見や2万個近い隕石の収集など世界に誇る成果をあげた。いまも、南極から地球を見つめ続けている。

    • 地球上の9割の氷が集まる南極。日本の37倍もある大陸を覆うのは、平均で約2千メートルにもなる厚い氷だ。そこには70万年の気候変動の歴史が閉じこめられている。

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