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03月23日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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被爆者再現人形、撤去を巡り議論 広島平和記念資料館

写真:改修に伴って撤去方針が示された被爆再現ジオラマ=広島市中区の広島平和記念資料館拡大改修に伴って撤去方針が示された被爆再現ジオラマ=広島市中区の広島平和記念資料館

写真:「被爆直後の様子を伝えるにはジオラマは不可欠」。ジオラマの前で話す勝部晶博さん=広島市中区の広島平和記念資料館拡大「被爆直後の様子を伝えるにはジオラマは不可欠」。ジオラマの前で話す勝部晶博さん=広島市中区の広島平和記念資料館

 【中崎太郎】広島平和記念資料館(広島市中区)が被爆者の姿を再現した人形やジオラマ展示を撤去する方針を決めたことをめぐり、議論が起きている。遺品など「実物」の展示を充実させるためだが、市民からは「一目で悲惨さが分かる」と反対の声も上がる。原爆の惨禍をどう伝えていくべきか――。

特集:核といのちを考える

 資料館本館2階には、原爆による火災を思わせるオレンジのライトのもとで、逃げ惑う母や子どもの人形を置いたジオラマ展示がある。人形の衣服は焼け、腕の皮膚はやけどで垂れ下がっている。幅約5メートル、奥行き約3メートルのジオラマは、焦げた衣服や三輪車、溶けた眼鏡など実物の遺品が並ぶ展示の冒頭にある。

 「初代」は1973年に設置されたロウ人形。91年の大規模改修で登場した今の人形はプラスチック製だ。リアルさを追求し、東京都の大手内装会社が製作した。

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国際平和シンポ「核兵器廃絶への道」

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