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【池永牧子】「あやめ祭り」が開かれている千葉県香取市の「水郷佐原水生植物園」で15日、「嫁入り舟」があった。和服姿の新郎新婦が小型の「さっぱ舟」に乗り込むと、来園者から「おめでとう」と声がかけられ、手を振って笑顔でこたえていた。
嫁入り舟は昭和30年代まで、実際にこの地域で行われていた嫁入り風景を再現したもの。祭り期間中の3日間に、抽選で選ばれた新郎新婦3組が体験でき、23日が今季最後の開催となる。
同園は、東日本大震災で水路が泥で埋まるなど液状化の被害を受けた。今後本格的に、通路や護岸などの再整備を進めていく。篠塚量正(かずまさ)園長は「震災前の来園者数を取り戻したい」と話していた。
あやめ祭りは30日まで。