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首相動静
時の首相が誰と会い、どんな働き方をしているのか。就任直後の動向を分析すれば、その政権の特徴が見えてくるのでは――。2000年以降に首相になった9人の就任1カ月間の動きを、朝日新聞に掲載された「首相動静」から調べ、それぞれの内閣のカラーを探った。(一部敬称略)
9人の首相について、就任から1カ月間の「首相動静」の記事に登場した人物や団体を、「自然言語処理」という技術を使って自動収集し、面会の回数を計算。その上で「政治家」「官僚(官僚・官邸スタッフ)」「民間(民間・報道)」「海外要人」「その他(■)」の五つに分類して比較した。
日々の首相の動きを記者が追いかけて作る「首相動静」には、その行動が分単位で記録されている。一日の始まりから終わりまでの時間を就任から1カ月分計算して、1日の平均活動時間を比較。外出先の傾向も含めた「働き方」の特徴は――。
【面会回数】:「政治家」には閣僚、官房長官、官房副長官(官僚出身を除く)、首相補佐官らを含む国会議員や首長、地方議員、「官僚・官邸スタッフ」には各省庁の国家公務員や内閣官房参与ら、「民間・報道」には財界人や大学教授らのほか報道各社のグループインタビューなどを含めている。日銀や人事院の総裁、最高裁、スポーツ庁、文化庁の長官のほか、政府主導で設置した会議や委員会の民間議員や委員などは「その他」とした。
自然言語処理による分析は、情報技術本部・尾崎正典、山野陽祐が担当しました。
【活動時間】:「首相動静」の記事に記録されているその日の開始から終了までの時間を1カ月分合計。1日あたりの平均時間を算出した。散髪や散歩など公務以外の時間も含み、海外での外遊期間は除いている。
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朝日新聞官邸クラブ