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ありのままに~記者のキャンプ総括
■キャンプの素顔(総括編) 隣の芝生が、すごく青く見えた。 春季キャンプは、「今年をどう戦っていくのか」を見極める時期。まだシーズンは始まっていないのだから、どうしても注目は新戦力に集まる。大リーグからオリックスに…[続きを読む]
■キャンプの素顔(総括編) ソフトバンクの新4番に期待される柳田が心配だ。昨季ブレークし、日本シリーズや侍ジャパンでも名前を売ったが、実績は1年だけ。それなのに完全に主力扱いされ、尻をたたいてくれる人がいなくなった。…[続きを読む]
■キャンプの素顔(統括編) 巨人のキャンプイン直前に、原監督は「野性味」という言葉を選手に掲げた。 なぜ、プロ野球のキャンプと野生がつながるのか。「自然に生きるライオンも虎も、戦い傷ついては、自らを癒やし、そして、…[続きを読む]
■キャンプの素顔(総括編) ソフトバンク春季キャンプの「主役」は、やっぱり松坂大輔だった。 キャンプイン初日には、“平成の怪物”を目当てに報道陣約200人、テレビカメラ25台が集合。メイン球場からサブグラウンド、ブ…[続きを読む]
■キャンプの素顔(総括編) 日本ハムを担当して3度目のキャンプ。例年に比べ栗山監督は選手と一定の距離を置くようになった。投手にも野手にも気づいたことをこまめに語りかけるのがこれまでのスタイルだったのに、見ることに専念…[続きを読む]
■キャンプの素顔(総括編) 「いいですねぇ、DeNAは楽しそうで」。キャンプ期間中、他球団の担当者から何度か言われた。「Bクラスだから、バカにしてるの?」とカチンと来ることもあったが、言われてみれば確かにそうだ。De…[続きを読む]
■キャンプの素顔(総括編) 福岡でソフトバンクとのオープン戦を終えた3月1日、楽天の面々は散り散りに帰路についた。大久保監督は「一時解散ね」という不穏な言葉で表現したが、2日は休日。仙台に帰る人もいれば、遠征先の岡山…[続きを読む]
■キャンプの素顔(総括編) プレゼントにも選んだオリックスのキャンプ帽。解説者ら来賓と報道陣にしか配らない非売品だが、キャンプ納めを前に用意した4千個がすべてなくなった。3千個強だった昨年は、夏まで残っていたというか…[続きを読む]
■キャンプの素顔(総括編) ロッテのキャンプを見たのは2月9日から11日のたった3日だけ。そのうち、10日は休日ときたもんだ。短い期間で何を取材できて何が書けるのか。悩んだ結果、ゆかりのある選手を徹底的に見ようと決め…[続きを読む]
■キャンプの素顔(総括編) 心が温かくなる牧歌的な風景だった。 10年ぶりに取材するプロ野球のキャンプ。西武をカバーし、驚いた。選手とファンの距離って、こんなに近かったっけ。 練習場を移動する選手は、ロープ一本で…[続きを読む]
■キャンプの素顔(総括編) 開幕投手に誰を起用し、どの時期に告げるのか。 これは、キャンプ中の監督の悩みの一つだ。手紙に思いをしたためて本人に渡したり、投手コーチにすべてを任せたり。12球団の監督によって考え方は様…[続きを読む]
■キャンプの素顔(総括編) 「ビッグマウス」という言葉があるが、阪神の上本に限っては「スモールマウス」という表現がしっくりくる。今キャンプを総括して「収穫は特にないです。これからが大事なので」。 この素っ気なさは、…[続きを読む]
■キャンプの素顔(総括編) 新人選手のハッスルぶりが目立ったドラゴンズのキャンプで、張り切る新人がもう1人いた。小林正人・球団広報(34)。熱心なファンなら覚えておられるだろう。左のサイドスロー、ワンポイントリリーフ…[続きを読む]
■キャンプの素顔(総括編) 「最初から逆算なんてしていない」 キャンプ終了を2日後に控え、38歳の言葉が格好良かった。8年ぶりに広島に復帰した新井だ。開幕を視野に入れて逆算して調整を進めているのかと報道陣から問われ…[続きを読む]
キャンプの素顔一覧
■キャンプの素顔 「坂本龍馬」 いただいた名刺の名前を見て、その人の顔を2度、見てしまった。高知県観光コンベンション協会のスポーツ課長は、少し照れていた。「父が龍馬の大ファンなんで……」。血縁関係などはないそうだ。…[続きを読む]
■キャンプの素顔 ヤクルトの選手は本当によく練習をする。 たとえ前夜に深酒しても、足が少々痛くても、風邪気味で体調が優れなくても、表情に出さずに猛練習に励む。 全体練習は午前9時すぎに始まり、午後3時半ごろに終了…[続きを読む]
■キャンプの素顔 野球評論家、芸人、タレント、俳優――。今年も、ソフトバンクのキャンプ地には、多くの著名人がやってきた。 ホークスのファンで知られる映画評論家のおすぎさんを始め、八名信夫さん、ココリコの遠藤章造さん…[続きを読む]
■キャンプの素顔 ドラゴンズのキャンプは26日で終わった。この日を最後に、チームから離れる人がいる。特別コーチを務めた土井正博さん(71)だ。 昨秋と今回のキャンプで若手の打撃指導を任されていた。現役時代は465本…[続きを読む]
■キャンプの素顔 番記者仲間のスポーツ紙記者がこぼしてました。「昌さんのときしか、大きく載らん」。ファン以外の世間一般では、ドラゴンズ=山本昌、くらいの認知度になっているのでは、と思います。なので、今回も昌さんで押し…[続きを読む]
キャンプは終盤を迎えているが、今年は例年より早い時期に沖縄に行った。きっかけをつくってくれたのが、江夏君です。 いつもなら主力選手のコンディションが整う2月半ばぐらいに行くのがちょうどいいのだが、最初の1週間だけ阪神…[続きを読む]
■キャンプの素顔 2月24日、銀次の表情がやけに明るい。その様子を眺めていたら、広報から耳打ちされて、ハッとした。「銀ちゃん、誕生日です」。なるほど。いつもはちょっと無愛想に見える銀次が、ご機嫌なわけだ。 「おめで…[続きを読む]
■キャンプの素顔 巨人の練習が休みだった23日、沖縄県糸満市の「平和祈念公園」に出かけた。観光ではない。巨人の選手は毎年訪問しており、その同行取材のためだ。 今年は坂本、相川、金城の3選手。那覇からは、約20分。到…[続きを読む]
■キャンプの素顔 公正中立が大原則の新聞記者にだって、「ご贔屓(ひいき)」の選手はいる。 ハッキリ言って、私は「京大くん」でおなじみのロッテ・田中英祐投手を応援している。それも、心の底から。なぜなら私も京大卒。まさ…[続きを読む]
■キャンプの素顔 「先発ピッチャー みしまぁぁぁかずきぃぃ!」。沖縄・宜野湾の空に美声が響き渡る。DeNAの練習試合、プレーボール直前に先発メンバーをアナウンスするのは「DJほっしゃん」こと豊島明好さん(25)。本業…[続きを読む]
■キャンプの素顔 西武とのオープン戦が雨で中止になった22日、ソフトバンクのスタンリッジ、サファテが豪快なヘッドスライディングでチームメートと報道陣を笑わせた。 室内での練習を終えると、両投手はTシャツ、短パン姿で…[続きを読む]
■キャンプの素顔 オープン戦が開幕しました。プロ野球の世界では他球団との試合が行われるとき、球場に到着した選手が、相手の知っている選手やコーチにあいさつに走るのが、日常風景。これって「あいさつに行く基準」みたいなもの…[続きを読む]
■キャンプの素顔 改めて、すごいなと思う。「二刀流」の大谷だ。 21日、オープン戦の取材で名護に来た。前日に開幕投手を指名された大谷の登板予定がないことは知っていたが、朝からブルペンでの投球練習を見ることができた。…[続きを読む]
■キャンプの素顔 ウソでしょー。1軍なのに?! 初めて聞いた時は、かなり驚いた。DeNAのキャンプは、1軍でも多くの選手が2人部屋だという。今年の場合、1986年生まれ(新29歳)以上が1人部屋、それ未満は2人部屋…[続きを読む]
■キャンプの素顔 選手指導の合間に、学術研究!? 今季新たに就任したソフトバンクの吉井理人・投手コーチが、現役大学院生の一面をグラウンドでのぞかせている。 野球の指導論などを学ぶため、昨年4月に筑波大大学院人間総…[続きを読む]
■キャンプの素顔 DeNAの20日の早朝練習に、中畑監督が飛び入り参加した。恒例の散歩後にグラウンドをのぞくと、遊撃の山崎憲晴らがノックの真っ最中。馬場内野守備コーチから「監督、セカンド入ってください」と声をかけられ…[続きを読む]
■キャンプの素顔 19日も、沖縄では背番号15が動くと、人が動いた。黒田がキャンプに合流して2日目。前日に続いてのブルペン入りはしなかったが、ウォーミングアップから全体練習の中に入って取り組んだ。 ついたてのないグ…[続きを読む]
■キャンプの素顔 ハイサイ! やってきました沖縄。まだ、寒さに震える本州を離れ、温暖な地に足を踏み入れました。巨人にとって、宮崎から移動しての2次キャンプ。沖縄セルラースタジアム那覇では、今年で5度目になります。 …[続きを読む]
■キャンプの素顔 18日、楽天は休養日。宿舎近くのグラウンドでランニングをしていた銀次から声をかけられた。「これから治療して、釣りにいきます。行きますか?」。経験は無い私は「釣りって退屈そう。せっかくの休日がもったい…[続きを読む]
■キャンプの素顔 モクモクモク~~。初めてプロ野球選手を取材した7年前、インタビュー場所として通されたブルペン裏の小部屋は、たばこの煙で真っ白だった。頭をクラクラさせながら話を聞いたことを覚えている。サッカー記者時…[続きを読む]
■キャンプの素顔 ソフトバンクの開幕投手は、過去3年は判で押したように摂津だった。が、松坂が加わり、大隣と武田も意欲を見せる今年は横一線でスタートした。ここまで各候補の調整具合を見てきた私は、エースの4年連続は動かな…[続きを読む]
■キャンプの素顔 異様な雰囲気と、なんとも言えない高揚感を感じた。期待の高さの表れなのだろう。 16日に広島市内であった黒田の入団会見のことだ。集まった報道陣は約40社150人。黒田本人も「驚いています」と冒頭で述…[続きを読む]
■キャンプの素顔 いつもは底抜けに明るい球場の雰囲気が、妙に緊張感を帯びていた。午前10時過ぎ、球場正面に止まった車からスーツ姿の男が降りてきた。前監督、星野仙一シニアアドバイザー(SA)だ。 待ち構えるカメラマン…[続きを読む]
■キャンプの素顔 みなさんは昨年11月に東京ドームであった日米野球第3戦を覚えているだろうか。侍ジャパンの4投手が継投でMLBオールスターをノーヒットノーランに封じたあの試合だ。中心には先発で5回を完璧に抑えた楽天の…[続きを読む]
■キャンプの素顔 阪神は17日から第4クールに入る。気が早いのは承知の上だが、開幕投手の座をめぐり、メッセンジャーが熱くなっている。 候補は来日6年目を迎えるこの右腕と、3年目の藤浪にほぼ絞られている。第3クール最…[続きを読む]
■キャンプの素顔 ソフトバンクの15日の紅白戦が終わり、すぐに球場をあとにしてしまったファンはもったいなかった。工藤監督が青いグラブを手に、ひょこっと三塁側ベンチから飛び出してきたからだ。居残り練習の打撃投手を買って…[続きを読む]
■キャンプの素顔 阪神の1軍キャンプは今、内野手が足りていない。来日が遅れたゴメスは、まだ全体練習に参加せずに別メニューで調整し、2年目の陽川は13日の練習試合で左肩をケガした。15日の紅白戦では、捕手の1人を一塁に…[続きを読む]
■キャンプの素顔 プロ野球の監督が、毎朝歌う。かなり異様な光景だ。でも、それがDeNA中畑清監督なのだ。ちなみに61歳。12球団で最年長の監督だ。 「う~みよ~おれの海よ~」。キャンプ2日目、突然防波堤によじ登って…[続きを読む]
■キャンプの素顔 中日ドラゴンズ1軍のキャンプ地、北谷(ちゃたん)には、球団名にちなんだ「竜ちゃん食堂」がある。我々報道陣や、チームへの来客を相手に、それらの波が過ぎれば一般の人たちも対象に営業している。 名付け親…[続きを読む]
■キャンプの素顔 長い階段を上がると、そこは野球場であった――。 西武のキャンプ地を文学的に例えてみると、文豪・川端康成の長編小説「雪国」の書き出しに似せた表現が、しっくりと来る。 宮崎県日南市南郷町の丘陵地に作…[続きを読む]
■キャンプの素顔 「私たちのこと初めて見るっていう人――?」 球場脇のステージには、ざっと50人のお客さん。初めてだとして手を挙げたのは4人だけ。オリックスの公式ダンス&ヴォーカルユニット「BsGirls」の人気は…[続きを読む]
■キャンプの素顔 阪神のキャンプで一番元気なのは、平田勝男ヘッドコーチ(55)なのではないかと感じる。 12日のノックでは、プレーの一つ一つに、よく通る声で「いいぞ!」「今のは中途半端だな!」と評価していた。一塁の…[続きを読む]
■キャンプの素顔 気温20度。12日の沖縄は天候に恵まれた絶好のキャンプ日和だった。ところが、ヤクルトが練習する浦添市民球場の観客席は閑散としていた。訪れた客は1117人。那覇市の繁華街から車で約15分の好立地なのに…[続きを読む]
■キャンプの素顔 あこがれの選手のサインが欲しい! ファンが抱くそんな願いをソフトバンクで一番大切にしているのは、松坂大輔と工藤監督、今キャンプの「顔」と言っていい2人かもしれない。 キャンプ地の盛況ぶりは12球…[続きを読む]
■キャンプの素顔 「すげえなあ」 巨人の原監督は、ただ感心していた。 元岩手県議で、男性覆面プロレスラーのザ・グレート・サスケさんが、宮崎市のキャンプ地を訪問。ベンチ前の歓談で、レスラーの体の強さと精神力を教えら…[続きを読む]
■キャンプの素顔 海のように青く――。そんな新ユニホームをロッテが10日、キャンプ地の沖縄県石垣市の浜辺で発表した。「マリンフェスタ2015」と題した主催試合8試合で着用する予定だ。本拠・QVCが隣接する海と若手が多…[続きを読む]
■キャンプの素顔 プロ野球記者として喜びを感じるときの一つが、プロ入り前から知っている選手が活躍することだ。そこに球団の垣根はない。今回は、担当球団の阪神・岩貞祐太投手(23)と、休日の合間に会いに行ったDeNAの国…[続きを読む]
■キャンプの素顔 春季キャンプでは、選手はいろんな企画にかり出される。9日、日本ハムの大谷が名護市立名護中学の野球部を電撃訪問。部員たちの喝采を浴びた。 球団公式YouTubeチャンネルの「REAL」の撮影で訪れた…[続きを読む]
■キャンプの素顔 ずっと気になっていた。今年のロッテキャンプで最も注目されているのは、初の京大出身プロ野球選手となった新人の田中英祐。そのドラフト2位右腕に話題をさらわれ続けている、中村奨吾の心境だ。 180センチ…[続きを読む]
■キャンプの素顔 担当するオリックスの練習がオフだった9日、宮崎市街地から車で約90分の南郷・西武キャンプに来た。 理由がある。こんな言葉をオリックスのキャンプ地で耳にしたからだ。「南郷は観客が数えるほどらしいよ。…[続きを読む]
■キャンプの素顔 阪神の選手たちが8日、キャンプ中は毎年恒例となっている少年野球教室を開いた。小中学生約130人に、基本的な技術や選手としての心構えを説く。普段の球場では、なかなか見られない姿を写真とともに、ご覧くだ…[続きを読む]
■キャンプの素顔 久米島野球場のブルペンが去年よりも、騒がしい。「カモン、カモン、カモン!」「いいね、いいねえ~。それだよ!」。ハイテンションな野太い声が響く。新任の田口昌徳バッテリーコーチ(44)だ。 日本ハムや…[続きを読む]
■キャンプの素顔 「優勝 広島東洋カープ 緒方孝市」 8日朝。緒方監督は前田らとともにキャンプ地の宮崎県日南市にある鵜戸(うど)神宮を訪れ、絵馬に記した。監督1年目ながら、就任からずっと「優勝」と言い続けている。 …[続きを読む]
■キャンプの素顔 トイレに行きたいのを我慢して、見入ってしまった。阪神の左腕、岩田稔(31)が、ブルペンで熱のこもった投球を披露していたからだ。 「前日は、体重移動が良くなかったから」と、最初は通常より重い球を使っ…[続きを読む]
■キャンプの素顔 「子供たち全員に、ゴジラがサインをしまーす!」。DeNAの中畑監督がアナウンスで告げると、観客席からはこの日一番の歓声があがった。元大リーガーの松井秀喜さん(40)がDeNAキャンプ視察最終日の7日…[続きを読む]
■キャンプの素顔 日本ハムがキャンプを張る沖縄の名護市民球場に、選手たちは隣接するホテルから「徒歩通勤」する。この時、ファンが選手に贈り物を届けるのが恒例となっているのだが、宮西尚生投手(29)が自身の人気再燃に驚い…[続きを読む]
■キャンプの素顔 キャンプは時間がたっぷりある。決まったメニューをこなすシーズン中とは違い、一風変わった練習が出来るのもキャンプならではの光景だ。先日、ドラゴンズの又吉は長い棒を持ってブルペンに入った。 棒の長さは…[続きを読む]
■キャンプの素顔 巨人のドラフト1位・岡本和真内野手(奈良・智弁学園高)、2位の戸根千明投手(日大)、3位・高木勇人投手(三菱重工名古屋)の3選手が、宮崎県立宮崎農業高を訪ねて農業を体験した。 春季キャンプ最初の休…[続きを読む]
■キャンプの素顔 「笑ったなあ!」。コバルトブルーの海と白い砂浜が広がる久米島のイーフビーチで、楽天・大久保監督は満足げだった。キャンプ初の休日、浜辺には選手全員の笑い声が響いた。 たいていの球団はキャンプの休日に…[続きを読む]
■キャンプの素顔 「ドラフト1位は特別。王様なんだ」。オリックスのコーチからそう聞いた。 なるほど。今年のドラフト1位、山崎福也投手(明大)のそばにはいつも記者や評論家がいる。5日のブルペンは捕手やコーチから褒めち…[続きを読む]
■キャンプの素顔 スタスタスタスタ……。190センチ近い身長、およそ100キロの体重。大きな山本昌さんが歩いていく。足も長いので、一歩も当然大きい。ついていこうとすると、自然に早足になる。 昌さんは例年、キャンプ序…[続きを読む]
■キャンプの素顔 思わず笑った。 「今年も据え置き 鳥谷丼 変わらぬ価格 ¥300」 昨年も来た沖縄・宜野座村での阪神キャンプ。球場の脇に軽食を出す「パーラーぎのざ」という店がある。ちょっと「ゆるい感じ」のメニュ…[続きを読む]
■キャンプの素顔 広島がキャンプをしている宮崎県日南市の天福球場。日が落ち、あたりは真っ暗だ。周辺で唯一の大きな光がさす、球場裏手の屋内練習場。昼間は主にブルペンとして使われている。 「カーン、カーン」。連日響く、…[続きを読む]
■キャンプの素顔 子どもの頃、カズが嫌いだった。サッカー界のスター、三浦知良だ。当時はJリーグ開幕直後で、派手な服装のカズが連日テレビに登場していた。ひねくれ少女だった私は、「こんなカッコつけるなんて、スポーツ選手じ…[続きを読む]
■キャンプの素顔 オリックスのキャンプ初の休日となった4日、1軍に合流している新人4選手が宮崎市内のハウス農家で県の特産品、かんきつ「日向夏」もぎを体験した。しょうゆをつける食べ方を教わり、ドラフト4位の高木伴投手(…[続きを読む]
■キャンプの素顔 ヤクルトの由規が自身の復活を願って鬼退治。豆をてのひらいっぱいに握ると、鬼の面をかぶった報道陣に向かって力強く投げつけた。右肩手術からの再起を誓い、3年ぶりの1軍キャンプ。「体の悪いものを全部出して…[続きを読む]
■キャンプの素顔 青いユニホームの群れの中に、白いピンストライプの選手が1人……。DeNAの34歳、久保だ。3日に着用するユニホームは青い「ビジター用」とされていたが、白い「ホーム用」で登場してしまった。 久保は、…[続きを読む]
■キャンプの素顔 キャンプ地の沖縄・北谷で3日にあった中日投手陣恒例の節分の豆まきに、最強の鬼が登場。「オレがやったろか?」と鬼のお面をつけたのは、谷繁監督だ。 「ぶつけたら、『(2軍の)読谷に行け』って言われるん…[続きを読む]
■キャンプの素顔 節分の日、ソフトバンクの工藤監督は「日本一」の恵方巻きをほお張って、球団初となる日本一の連覇を祈願した。 用意された特製の恵方巻きの中身は、「和牛の五輪」と言われる「全国和牛能力共進会」で2連覇中…[続きを読む]
■キャンプの素顔 歴史的な1日に立ち合えたのでは、と思っている。 今季から敵地で着る新ユニホームで、西武の選手が初めて練習した。上着の色は、深い青。その胸には、「Saitama」の文字。つまり「埼玉」だ。 この県…[続きを読む]
■キャンプの素顔 ロッテのドラフト1位の中村と2位の田中は恵方巻きをがぶり。と、思ったらチョコレート味の恵方巻き風ロールケーキでした。恵方巻きは願い事を声に出さず食べるのが習わし。関西がルーツと言われ、兵庫県出身の田…[続きを読む]
■キャンプの素顔 楽天の銀次が豆をまいた相手は、芸人「サンドウィッチマン」の2人。テレビ収録で訪れていたサンドウィッチマンは、鬼に扮してノリノリの様子。伊達みきおさんは、投げられた豆のなかにおつまみ用を見つけると、「…[続きを読む]
■キャンプの素顔 阪神はメッセンジャーが節分の豆まきをした。日本語で「鬼は外、福は内」。報道陣に「最近覚えた日本語は?」と問われると「節分」と即答。意味は知っているか、と重ねて問われ、「今の(豆まき)で分かった」。…[続きを読む]
■キャンプの素顔 節分の3日、広島に今季加入したザガースキーが報道陣の求めに応じて恵方巻きを口にした。笑顔を浮かべながら「おいしい。すしを食べて幸運が入ってくればいい」と話した。 公称身長183センチ、109キロの…[続きを読む]
■キャンプの素顔 節分の3日、DeNAでは、筒香と梶谷が2人そろって豆まきをした。鬼役になったのは、中畑監督のお面をかぶった報道陣。梶谷は「めっちゃ投げやすいです!」と笑い、大量の豆をためらうことなくぶつけていた。…[続きを読む]
■キャンプの素顔 「神様」は今年も北谷にやって来た。神様は神様でも、「フォークボールの神様」。そう、ドラゴンズOBの杉下茂さんだ。 御年89歳。往年の大エースは春季キャンプで例年、臨時コーチを務める。私が直接お見か…[続きを読む]
■キャンプの素顔 「ほんときついっすよ。でも充実しています」。プロの厳しさを実感しつつも、楽しそう。ロッテのドラフト2位ルーキー・田中くんのことです。京大時代(今も学生といえば学生だけど)から取材をしているので、少し…[続きを読む]
■キャンプの素顔 五角形の本塁ベースの五つの角に、それぞれボールが置かれた。18・44メートル先のマウンドで成瀬が投球モーションに入る。ボールがボールに命中すると、「おおー!」の歓声。制球力と集中力を養う「成瀬流スト…[続きを読む]
■キャンプの素顔 宮崎県の特産品が2日、県知事と宮崎市長から贈呈された。宮崎牛に豚肉、鳥肉に加えて、県産フルーツにキャビア……。練習中のセレモニーだったが、早速、キャビアとキンカンを口にした原監督は「非常においしいで…[続きを読む]
■キャンプの素顔 ソフトバンクの松坂が、キャンプ2日目で早くも150キロを……持ち上げた!? この日、サブグラウンドに、巨大なタイヤが登場した。工藤監督が導入を予告していた新トレーニングで使うためだ。このタイヤ、も…[続きを読む]
■キャンプの素顔 「おい、おまえも走れよ」。午前7時半、球場に着くと陽気な声に呼び止められた。楽天の大久保新監督だ。まだ薄暗く、選手が到着する1時間半前なのに、記者らを巻き込んで日課となっている早朝ランニングを始めた…[続きを読む]
■キャンプの素顔 新体制初日のソフトバンクは、「工藤カラー」が鮮明に浮かんだ。昨年との違いをいえば、人出が約1・5倍。ウォーミングアップの時間は2倍。そして全選手に長距離走を課し、41歳の松中も激走ののちにぶっ倒れた…[続きを読む]
■キャンプの素顔 春の宮崎に来たのは、何度目だろうか。「ようこそ! 57回目の宮崎へ」と歓迎された、巨人の話ではない。記者が、キャンプ地を訪れた回数。長嶋巨人や西武ライオンズも取材した。記憶にあるだけでも、今年で11…[続きを読む]
このオフに各チームは昨季の成績を参考にそれぞれ補強をして今年を迎えている。どこに希望が持て、どこに心配があるか。私なりにチェック項目を考えた。前回のパ・リーグに続いて、セ・リーグを見ていきたい。 ■広島 黒田復帰で膨ら…[続きを読む]
このオフに各チームは昨季の成績を参考にそれぞれ補強をして今年を迎えている。どこに希望が持て、どこに心配があるか。私なりにチェック項目を考えた。まず、パ・リーグから見ていきたいと思います。 ■オリックス、優勝狙える陣…[続きを読む]
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