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クライマックスシリーズ(CS)

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「このままでは終われない」 窮地のG、阿部が一発

2010年10月23日11時49分

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写真:9回表巨人無死、右越えに勝ち越し本塁打を放つ阿部。投手岩瀬、捕手谷繁=加藤丈朗撮影拡大9回表巨人無死、右越えに勝ち越し本塁打を放つ阿部。投手岩瀬、捕手谷繁=加藤丈朗撮影

(22日、CS最終ステージ第3戦、巨人3―2中日)

 やられたらやり返す。がけっぷちの巨人が、得意の空中戦で息を吹き返した。

 野本の2ランで同点にされた直後の9回、マウンドには中日の守護神・岩瀬。今季9試合で9セーブを献上し、無得点に抑え込まれている。

 先頭で打席に入った阿部も6打数ノーヒット。ただ、分の悪さが逆に気負いをなくした。「出塁すれば、何とかなると思っていた」

 3球目。胸元へのシュートを引っ張った。しっかりと力を伝えた低いライナーは右翼フェンスギリギリで、もうひと伸び。スタンドに届いた。

 阿部にとっても苦しいCSだ。チームが2ケタ安打で連勝した第1Sでもわずか1安打。最終Sもこの打席まで11打数1安打だった。「どっかで気負いとか、焦りとかあったかもしれない」。今季44本塁打の5番打者が外野フライすら打てない状態だった。

 だが前夜の試合後、阿部は静かに逆襲を誓っていた。「このままでは終われない。明日は打って勝ちたい」。その言葉通りの展開でナゴヤドームでの連敗を11で止めた。

 リードでも、第1Sで1回KOされた朝井をもり立てた。時には胸元を真っすぐで突かせて強い気持ちを呼び起こし、緩いカーブを効果的に交えて、中日打線を封じた。

 3連勝しかない厳しい状況は続く。「とにかく一日でも長く野球がやりたいんでね」。殊勲の主将が高校球児のような言葉で引き締めた。(波多野大介)

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