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目指すはプロ リーグ戦33勝の東北学院大・阿部投手

2010年10月11日0時50分

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 東北学院大の阿部博文投手(4年)が10日、仙台六大学野球の最終戦に登板し、4年間のリーグ戦を終えた。勝敗はつかなかったが、それまでにリーグ通算勝利数を33とし、26年ぶりに最多記録と並んでいた。阿部投手はすでにプロ志望届を提出しており、「さらに上のレベルを目指したい」と次のステージを見据えている。

 最終戦は、強豪の東北福祉大が相手。6点をリードされた5回裏2死満塁の場面で、自ら監督に志願してマウンドに上がった。

 初球。自信のある内角への直球でつまらせ、ニゴロに。「緊張する間もなかった」と言うが、前日に9回を投げた疲れをみせず、落ち着いた投球でピンチを断った。

 持ち味は181センチの長身から投げ降ろす最速145キロの直球だ。大学でカーブ、スライダー、フォークの3種類の変化球を覚え、投球に幅が生まれた。菅井徳雄監督は「努力を継続する能力にたけている」と高く評価する。

 利府高出身。高校時代は2番手投手だった。3年間指導した同校野球部の小原仁史監督は「一番怒った生徒ですね」と振り返る。速球に力はあったが、課題は精神面だった。走者を出すと、投球が一変。ストライクをとろうと、コースが甘くなって打ち込まれた。「強気に攻めろ」。試合後、何度も何度もげきを飛ばされた。3年の全国高校野球選手権宮城大会の登板は、わずか1イニングだった。

 大学では1年生の春季リーグから公式戦に登板した。菅井監督は素質を見込み、入学後から「お前が将来のエースだ」と励ましてきた。1年秋に5勝を挙げて頭角を現し、2年の秋からはエース番号の「18」を背負った。

 早い時期から大事な試合を任されてきたことで、徐々に自信もつけていった。

 ただ、課題も認識している。今リーグでは通算最多勝利の記録更新に王手をかけた後、3試合連続で敗戦投手。この日の試合も7回に四球と2本の長打を許し、コールド負けにつながる失点を喫した。「直球もコントロールも、精神面も、今より2ランクも3ランクもレベルを上げないといけない」と満足していない。

 22日からは、大学全国一を決める明治神宮大会への出場をかけた東北地区代表決定戦がある。ドラフト会議はその先の28日だ。「プロは意識しているが、そう言える状態ではない。このままでは終われない」(篠健一郎)

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