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「夢は1軍10勝以上」津東高・川崎投手 中日5位指名

2011年10月28日12時1分

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写真:野球部のチームメートらに胴上げされて喜ぶ川崎貴弘投手=県立津東高校拡大野球部のチームメートらに胴上げされて喜ぶ川崎貴弘投手=県立津東高校

 三重県の津東高校から初めてのプロ野球選手が誕生する。夏の高校野球三重大会でチームをベスト16に導いた川崎貴弘投手が、27日のドラフト会議で中日から5位指名された。川崎投手は「将来は1軍で10勝以上挙げられる投手になりたい」と希望に燃えている。

 同校会議室に設けられた中継会場には、午後5時前から、川崎投手や野球部員、生徒、保護者ら100人余りが詰めかけた。川崎投手の両親と祖母、姉も両手を握りしめて見守った。

 5巡目で「川崎」と名前が呼ばれたとたん「ワー」と悲鳴に似た歓声が沸く。川崎投手は拳を握りしめてうつむき、涙をぬぐった。その右手をしっかり握り、肩を支えたのが福森正文監督(58)だ。会見で「福森先生が一番喜んでくれると思います」と話すと、再び会場から拍手がわいた。

 身長187センチ、体重81キロの恵まれた体格。持ち味は最速143キロの直球と、鋭くキレるスライダーだ。50メートル走は6秒を切り、野手としても期待されてきた。

 2年生から週に数回、2時間ほど砂浜を裸足で走り、下半身を鍛えた。2年生の夏には、5回参考記録ながら完全試合を達成した。

 今年6月初めに肩に違和感を覚え、夏の大会2週間前に痛めた。チームの期待を裏切れず、なかなか周囲にけがを打ち明けられない。そんな川崎投手のトレーニング法を考え、無言で支えたのが福森監督だった。プロ志望届を出す際にも、専門医の診断を受けるために、一緒に福岡県まで足を運んだ。

 川崎投手は「ダルビッシュ投手のように、スピードだけではなく制球やキレで勝負する投手になりたい」。母恵子さんは「チームの皆さんにかわいがってもらえるように、いつも謙虚でいて」と伝えるつもりだ。(高木文子、円山史)

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