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夢のプロ、唐津商・北方投手 ドラフト横浜1位指名

2011年10月28日12時9分

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写真:1位指名を受けてガッツポーズをする北方投手=唐津市、大西史恭撮影拡大1位指名を受けてガッツポーズをする北方投手=唐津市、大西史恭撮影

写真:胴上げされ、喜ぶ堤裕貴遊撃手(中央)=佐賀市、上山崎雅泰撮影拡大胴上げされ、喜ぶ堤裕貴遊撃手(中央)=佐賀市、上山崎雅泰撮影

写真:同級生らから胴上げをしてもらい、喜ぶ龍谷高の堤裕貴選手(中央)=佐賀市、上山崎雅泰撮影拡大同級生らから胴上げをしてもらい、喜ぶ龍谷高の堤裕貴選手(中央)=佐賀市、上山崎雅泰撮影

 1位指名の瞬間、満面の笑みで隣のチームメートと拳を突き合わせた。27日のプロ野球ドラフト会議で、速球派右腕として注目を集めた唐津商業高校の北方悠誠(きたがた・ゆうじょう)投手(17)の交渉権を横浜が獲得。佐賀の高卒選手では13年ぶりのドラフト1位指名だ。龍谷(佐賀市)の堤裕貴遊撃手(18)もオリックスが6位で指名。地元の関係者は祝福と歓喜に沸いた。

 唐津商の情報処理室には北方投手の他、チームメートら約80人が集まり、大型スクリーンでドラフト会議のテレビ中継を見守った。

 突然、横浜の1位指名で北方投手の名前が挙がった。「ここで呼ばれると思っていなかった」と北方投手。チームメートの拍手を浴びながら、高く拳をあげた。その後、記者会見に臨んだ北方投手は、横浜の印象を聞かれ「三浦大輔投手などチームの大黒柱がいる中で野球が出来るのはうれしい」と喜んだ。

 元ダイエー(現ソフトバンク)の故・藤井将雄投手は、地元・唐津市湊町の先輩。この日のドラフト前にも墓前で手をあわせた。「早く『プロ野球選手になれたよ』と報告に行きたい。ここまで野球ができたのは藤井選手のおかげ。1位指名に恥じないように、藤井選手を超えられるように頑張りたい」と語った。

 地元関係者からは、喜びや期待の声が聞かれた。

 吉原彰宏監督は、指名後に北方投手と握手を交わし、「早く1軍で活躍できるピッチャーになってほしい」とエールを送った。

 父親の伸一さん(44)は、北方投手の記者会見を見守りながら、「1位は光栄。物おじしない、性格のずぶとさが良いところ。先発ローテーションに入ったら御の字」と喜んだ。

 チームメートの原田拡さん(3年)は、北方投手と抱き合って祝福。「小さい頃から一緒に野球をしてきた仲間がプロ野球選手になるのは不思議な感じだけど、すごくうれしい。ずっと応援したい」と興奮を抑えられない様子だった。

    ◇

 唐津市湊町の北方投手の自宅には、近所の人や少年野球の関係者ら約50人が詰めかけた。1位指名が決まった瞬間、割れるような拍手に包まれた。坂井俊之市長は「唐津からプロに1位指名される高校生が出てきたことは誇りです。スター選手になって1試合でも多くマウンドに立てるよう、市としても精いっぱい応援したい」と語った。

 地元の少年野球チーム「湊マリーンズ」で北方投手を小学3年から6年まで指導した伊藤泰彦監督(50)は「プロに入るのは、少年野球の子どもたちにとって励みになる。エース級の選手になってほしい」と期待した。

 一方、北方投手の母親の実香さん(43)は「みんなのおかげ。夢のようです」と目を潤ませた。

■龍谷・堤選手 オリックス6位

 オリックスから6位指名を受けた龍谷の堤遊撃手は、この日は練習を休み、近くのバッティングセンターで同級生ら約20人と携帯電話の速報サイトを見ながら朗報を待った。「うれしすぎて頭が真っ白になった。憧れのプロの舞台に挑戦したい」と笑顔を見せた。

 右投げ左打ち。高校入学後から走攻守3拍子そろった遊撃手として公式戦に出場。甲子園出場経験はないが、173センチと小柄ながら広角に打ち分ける打撃で県内屈指の好打者として活躍した。

 打撃と並び、強肩を生かした守備が自慢。「動き出しの1歩目は誰にも負けない。三遊間の深い場所からでもノーバウンドで一塁に投げられる」と胸を張る。「プロは厳しい世界と分かっているけど、1年目からレギュラーを取りにいきたい」と意気込みを語った。

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