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ヤクルト一丸で逆転劇、デントナが「仕上げ」の一発

2009年10月18日3時3分

 「チャンスは1度か2度だろうね」。試合前に淡口打撃コーチが語った通り、ヤクルトは6回までわずか1安打。二塁すら踏めない。しかし7回。たった1度の好機を、一丸で逆転劇に仕立て上げた。

 まず、先頭の田中。左ふくらはぎ痛で登録を抹消され、最終盤の3位争いに加われなかった。「強がっていたけど、不安だった。何とか出たかった」。打席に入る前から決めていた右打ちで右翼線を破り、突破口を切り開いた。

 続く宮本も、きっちりと右打ちを決めて田中を三塁に進める。「宮本さんの進塁打で内野ゴロでも1点となり、楽になった」と青木。体が開かないことだけ意識したという流し打ちで、左前へ適時打を放った。

 1点差とし、デントナだ。0―1からの2球目。つなぎの打撃が呼び込んだ失投だった。真ん中高めの変化球。瞬間、中日ファンで埋まるナゴヤドームが静まり返った。左中間席にたたき込む逆転2ラン。「こういう仕事をしたかった。ヤクルトファンがたくさんいるレフトスタンドに打てて、本当にうれしい」

 勝てば王手、負ければいきなりがけっぷちという第1ステージ。阪神を死闘の末にけ落として乗り込んできたヤクルトが、終盤の底力を見せつけた。(抜井規泰)

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