現在位置:
  1. asahi.com
  2. スポーツ
  3. 野球
  4. プロ野球
  5. 記事

プロ野球

プロ野球メニューをスキップ


立浪、竜導く一打 5回に登場殊勲2点

2009年10月20日10時48分

写真:5回裏中日1死一、三塁、立浪は2点適時二塁打を放つ。捕手相川=杉本康弘撮影5回裏中日1死一、三塁、立浪は2点適時二塁打を放つ。捕手相川=杉本康弘撮影

(19日、中日7―4ヤクルト)

 ナゴヤドーム360度から降り注ぐ殊勲者への大歓声。「ミスター・ドラゴンズ」がヘルメットをかざしてそれに応えた。5回1死一、三塁、中日が代打・立浪の2点二塁打でリードを4点に広げた。

 機を見るに敏。落合監督らしい積極策だった。好投の中田に代えて5回での投入。レギュラーシーズンでも一度だけの早い出番に、最高の形で応えた。シーズン終了と同時に引退するベテランは集中力が高まっている。「一日でも長く。一日一日が最後のつもりでやっている」。外角へ浮いたシュートは、487二塁打のプロ野球記録を持つ40歳にはおあつらえ向き。ライナーで鋭利に左中間を裂いた。

 大一番でよみがえった、相手の弱点につけ込む中日らしい攻めが立浪の一打を呼び寄せたといえる。

 この回無死一塁、野本の右前安打で一塁走者の和田は迷わず三塁を陥れた。その野本も谷繁の右前適時打の間に三塁に頭から滑り込んだ。いずれも、右翼手ガイエルの緩慢な守備に目を付けた好判断だ。4回まで7安打4四球と塁上をにぎわせながら8残塁。3回の和田の2ランだけにとどまっていた拙攻ムードを躍動感あふれる走塁で一掃した。傾いてきた流れを逃す立浪ではなかった。

 「東京にいけるようになったので、またナゴヤドームに帰ってきたい」。その心はもちろん、逆転日本一。ドラゴンズ一筋22年。最後の夢を乗せ、3年続けてリーグ覇者・巨人に挑む。(渡辺崇)

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内