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竜、初回大暴れ ゴンの甘い球待ち5点

2009年10月22日10時48分

写真:1回表中日1死一、三塁、野本はゴンザレスから本塁打を放つ。捕手阿部=杉本康弘撮影1回表中日1死一、三塁、野本はゴンザレスから本塁打を放つ。捕手阿部=杉本康弘撮影

(21日、中日7―2巨人)

 今季0勝4敗、防御率1.46。最も苦しめられた投手を、中日が攻略してみせた。巨人のゴンザレスに、1回、一気に襲いかかった。

 データを洗い直した田中彰・監督付きスコアラーは言った。「甘い球を見逃すな、ということ」。狙い球は各自に任されたが、意識が徹底された。

 先頭の井端はスライダーに的を絞った。「まっすぐかスライダーしかないピッチャー。スライダーを狙えば、おのずと後から打つ球が絞られる」。2球直球が続いた後の3球目を中前へはじき返した。

 荒木が送り、森野。ゴンザレスには13打数1安打だったが「甘い球を打てばヒットになるんです」という信条を崩さない。真ん中寄りの直球を引っ張り、先制した。ブランコがつなぎ、二、三塁で和田。「甘い球は1打席に1球あるかないか。立ち上がりをたたくのが大事」。3球目のスライダーを左前へ転がし、2点目。続くルーキーの野本が本塁打を放ち、一挙5点差をつけた。

 直球とスライダーのコンビネーションで惑わせてきたゴンザレスは「中日打線は攻撃的に振ってきた。そこがシーズンと違った」と悔いた。

 第1ステージでは1勝3敗と苦手にしたヤクルトの館山を打ち崩して、駒を進めてきた。巨人に優勝を決められた後、「これからが本当の勝負」とすごんだ落合監督の言葉通り、次々と難敵を克服している。(長谷文)

■小笠原、1失点巧投

 中日の先発・小笠原が5回1失点と初戦の重責を果たした。目を引く球は無いが、強心臓の持ち主。谷繁の変化球主体のリードに精密な制球で応え、3安打に抑えた。「最初の5点は無いつもりで投げた。大事な試合でゲームを作れてよかった」。07年の第2ステージでも初戦に先発し、5回1失点で勝ち投手に。53年ぶりの日本一への道を開いている。

 ○野本(中) 1回、一気に突き放す3ラン。「いい感触だった。僕は先の事を考えず、すべてを出すだけです」

 ○ブランコ(中) バットの先でも力で左翼席上段に運ぶCS初本塁打。「最初は緊張でガチガチだったが、だんだんよくなってきた」

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