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中日・山本昌、23年連続勝ち星 今季初先発で

2010年8月8日12時43分

(7日、中日4―1阪神)

 後半戦にさしかかったペナントレースに、頼もしいベテランが帰ってきた。2軍で調整していた中日の山本昌が今季初先発。10カ月ぶりの1軍マウンドで白星を手にした。

 1回、先頭打者が三塁手・森野の失策で出塁。次打者で犠打を決められ、得点圏に走者を背負った。だが、数々の修羅場をくぐってきた27年目の左腕は表情ひとつ変えない。スクリューで3番鳥谷を遊ゴロ、4番新井はスライダーで右飛に打ち取り、涼しい顔でマウンドを引きあげた。

 直球は最速139キロ。本人にとっては十分な球威だ。持ち味の緩急ある投球で6回を4安打1失点に抑えた。「一生懸命調整してきたから。こういう試合になってよかった」。復活を印象づけるには申し分のない内容だった。

 春季キャンプ中に左肩甲骨付近を痛め、開幕から4カ月間のファーム暮らし。「苦しいシーズンだった」と振り返る。昨季も1勝(4敗)と成績を残せず、この日は進退をかけて臨んだという。「本当に最後のチャンスだと思って、全力でいった」

 23年連続勝利は歴代1位タイ。目標とする現役最年長、47歳の西武・工藤が横浜時代の2007年に作ったプロ野球記録に並んだ。「最高の試合でした」と目を潤ませた。

 落合監督は「よっぽどうれしかったんだろうな。泣かれてもしょうがないけど」。11日で45歳を迎える200勝投手が、長い野球人生にまた新たな一ページを刻んだ。(小泉耕平)

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