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貯金9、最多タイ ヤクルト躍進、支える相川

2009年6月14日11時2分

(13日、ヤクルト3―1オリックス)

 最後の打者を打ち取ると、相川はマウンドに駆け寄り、守護神・林昌勇を祝福した。今季最多タイの貯金9。盤石の救援陣に隠れがちだが、ヤクルト投手陣は口をそろえて「相川さんのおかげです」。

 前横浜の正捕手が加入した相川効果について、荒木投手コーチは「投手が勇気をもらっている。サインを出す指先に自信がみなぎっている」と信頼する。古巣オリックスから勝ち星をあげた先発ユウキも立ち上がり、3回5失点で敗戦投手となった5月30日のロッテ戦のようになっていると声をかけられ、持ち直した。「逆転もしてもらい、腕が振れるようになりました」。2回に勝ち越し2ランを放ったのも相川だ。

 相川は「本当に期待通りにやっていけるか不安ですよ」と謙遜(けんそん)する。だが、横浜時代にコーチとして相川を育てた福田功氏(現解説者)が断言する。「絶対大丈夫。利き足を右から左に変えるような努力をしてきた男なんだから」

 かつてサッカーをやっていて利き足は右。バッグを右肩でしか担げないほど、重心が極端に左足に乗っていた。二塁送球を一瞬でも早めるため、左肩にタオルを挟んでバッグを担ぎ続け、右重心に矯正した。谷繁が中日に移籍した後の正捕手となり、アテネ五輪や06年WBCを戦った。

 昨季の5位から、いま首位巨人を追いかける2位。快進撃を、ヤクルトが初めて獲得したFA選手・相川が支えている。(抜井規泰)

 ○高田監督(ヤ) 今季最多タイの貯金9。「交流戦で一つでも二つでも貯金するのが目標。積み重ねたい」

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