2010年1月26日22時47分
日本プロ野球組織(NPB)と労組日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)が26日、大阪市内で事務折衝し、選手会側は見直しの時期となるフリーエージェント(FA)権について「国内外移籍とも在籍7年で取得、移籍に伴う補償金は廃止」を改めて求めた。あわせて移籍活性化のために期限つき移籍や2軍選手のFA制度の導入なども要望した。NPB側は、7月の大学日本代表戦実施を正式に伝えたほか、秋のアジアシリーズやアジア大会(中国・広州)などへの協力を要請した。
選手会は春季キャンプ中に選手の意見を集約し、次回以降の交渉に臨む。