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松中「完璧」弾、連敗抜けた タカ、再び単独首位

2009年7月19日10時52分

(18日、ソフトバンク8―6ロッテ)

 バットを放り投げ、右拳を突き上げた。「よく飛びましたねえ」。松中の一振りがソフトバンクを救った。

 燃えていた。「このままズルズル負けると、悪い雰囲気になる」。先発の大場が好投したが、8回に2点を失う。継投した防御率0.92を誇るファルケンボーグもまさかの大乱調で3点失い、5点差を一気に追いつかれていた。

 その直後の9回1死だった。「自分らしい、4番らしい打撃をしよう」。0―1からの第1ストライク、内角低めの145キロを豪快にすくい上げる。「完璧(かんぺき)。手応えがあった」という打球は右翼席へ一直線。勝ち越し本塁打になった。

 負ければ初の4連敗で首位陥落、しかも楽勝ムードからの暗転ではショックが尾を引きかねない……。その重い雰囲気を振り払う4番の一打に、リードをはき出したファルケンボーグも「松中の一発は本当に大きかった」。

 一方で厳しさも感じさせられた。序盤、得点後の好機に突き放す一打が出ず、一方的な展開に出来なかった。低迷するロッテに終盤食い下がられた。貯金14だが、パ・リーグだけの対戦に限ると28勝27敗1分け。ソフトバンクだけが抜けた存在ではないのだ。

 ペナント奪回の道のりは険しい。それでも松中は「粘って勝てるのは、チームにとっていいこと」。苦しみながら勝利を得たソフトバンクが、再び単独首位に立った。(松元章)

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