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「けんか投法」通算251勝 東尾修氏(野球殿堂・プレーヤー部門)

2010年1月13日12時13分

 東尾氏が懐かしんだ。「稲尾和久先輩にお祝いの言葉をいただきたかった」。3年前に他界した故人の記録が現役時代の目標だった。神様、仏様と言われた大投手の「276勝を超えたいと思った」。

 西鉄(現西武)に稲尾新監督が誕生したプロ2年目に11勝を挙げた。「親にも手をあげられたことがないのに、殴られた。でも、愛を感じた」と笑う。エースとして、厳しい世界でやっていける自信を身につけたシーズンだった。

 打者の胸元を攻める強気の投法が持ち味。「実戦で培った試合勘」が勝ち星を積み上げた。「門田さん(元南海)は打席の前に出てきたり、後ろにいったりして出方を見てくる。福本さん(元阪急)には、一塁牽制(けんせい)の技術を教わった。知恵比べだったね」

 指導者としては西武でリーグ優勝2度。レッドソックス・松坂やアストロズ・松井稼らを育てた。「今後は若い選手たちにも野球殿堂を知ってもらうように働きかけたい」

 西武・工藤の話(若いころ、東尾氏と西武黄金期の投手陣を築く) 野球はデータだけでなく、人と人の対峙(たいじ)の中で生まれるスキのようなもので勝負が決まることがある、ということを東尾さんから学んだ。東尾さんの野球には武士道的なものを感じます。おめでとうございます。

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