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ダルビッシュ、崩れないエース 5試合連続2けたK

2010年4月18日10時31分

(17日、日本ハム8―5西武)

 試合中に修正できる強さ。一度は崩れかけたダルビッシュが踏ん張り、白星に加え、史上3人目の5試合連続2けた奪三振ももぎとった。

 球場周辺にうっすらと雪が積もる寒さの中、珍しく長袖姿でマウンドに立った出足は最悪だった。2回は4安打に押し出しを含む3四球を与えて5失点。球数はすでに61球に達していた。「ここ3、4年間にないくらいどうしようもなかった。自分でも『何やってんねん』という感じ」

 腹立たしさも感じながら、生きる道を見つける。投球時のバランスに問題を感じていたそうで、「動作のどこに問題があるのか探った。ベンチでゆっくり考えた」。

 3回からはアンダーシャツを普段の半袖にし、タテのカーブも多投。気持ちを切らさず援護を待つ姿に、稲葉が応える。5回2死満塁から右翼席へ逆転本塁打。「5点取られたけど、そこから抑えてくれたのがいい流れにつながった」という主将と抱き合って喜ぶと、さらにエンジンがかかった。

 10個目の三振は、役目を終える直前の7回2死三塁で中村から。「9個なのは知っていた。奪えたらいいなと思ったけど本当に奪えるとは」。低めの変化球を振らせると、ベンチに戻りながら右手を軽く突き出した。

 フォームの修正点は伏せたが、袖については「腕に張り付くと、脳が反応するというか……」。器用で繊細すぎるエースが、再びチームの連敗を止めた。(上山浩也)

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