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ハンカチ卒業したかった・プロで同期追い越す…斎藤語る

2010年12月7日4時1分

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【動画】早大・斎藤佑樹投手インタビュー

写真:色紙に来年の目標を書いた早大の斎藤佑樹=山本裕之撮影色紙に来年の目標を書いた早大の斎藤佑樹=山本裕之撮影

 いよいよプロ入りする早大の斎藤佑樹投手(22)が大学生活を振り返った。先にプロ入りした同世代を「先輩」と位置づけ、「追いついて、追い越したい」と抱負を語った。

 ――4年間を振り返ると。

 激動の4年間だったかな、と思う。1年生で開幕投手をやらせてもらい、最後も神宮のマウンドに立つことができた。結果だけみても、ありがたいなあと思う。

 ――「ハンカチ王子」を演じなければという意識はあったか。

 ハンカチ王子は高校で卒業したいなあ、と思っていた。そこから抜けることだけを、ずっと考えていた。

 ――客観的に斎藤佑樹はどんな男か。

 普通の大学生。テレビで見る自分と、普段の自分はまったく違うなと思う。つくっているわけではないが、自然とガードするというか……。

 ――さわやかで誠実と見られることに息苦しさを感じたことは。

 ないですね。高校3年の夏が終わってから、発言は気を使うようになりました。悪く取られることもあるので。

 ――田中将大(楽天)や前田健太(広島)らとプロの世界で再会することになるが。

 4年間そう言われ続けてきたが、自分は新人なので、プロで活躍できるかが一番の問題。同世代という前にプロの先輩として、追いついて、追い越すという目標を持ってやりたい。

 ――技術的に向上させたい部分は。

 直球の質を上げたい。大学では直球で三振が取れた時期もあれば、取れなかった時期もあった。

 ――身近にダルビッシュという目標があるが。

 大きいと思う。日本を代表する投手なので、すべての行動に意味があると思う。学べるところはすべて学びたい。コントロールも良くて直球も変化球もバランスの取れた投手になりたい。フィールディングも駆け引きも含めて。

 ――ロッテ、ヤクルトの指名が予想されていたが、どこに行きたいと思っていたか。

 両方とも関東で両親も試合に来られるなと思ったが、日本ハムはびっくりしました。

 ――現時点で大リーグは。

 小さいころからの夢だが、今は日本ハムに決まって、そこでがんばりたい。メジャーリーグは力をつけて、その後のことと考えている。チャンスをつかめればつかみたい。

 ――プロではファンを魅了しないといけないと思うか。

 魅了するというのは意識してできることじゃない。まず一生懸命やることだと思う。この間の早慶戦もそう。そういう巡り合わせで劇的な試合をすることが、みせるということにつながるのでは。

 ――ポーカーフェースでやってきたが、今後は表情に出していこうという思いは。

 最近すごく感じたことがある。高校3年夏の甲子園でポーカーフェース、クールと言われ、大学でも続けてきたが根本的に違っていたように思う。高校時代は表情を変えない中でも、内野手からは「斎藤はがんばっているな」という雰囲気があったらしい。大学ではスマートにやろうとしていた。躍動感を出し発奮材料というか、投手があれだけがんばっているんだからという雰囲気をバックに伝えられるようになりたい。

 ――アルバイトをしたいと思ったことは。

 あります。何を、というのはないですが、コンビニとか、郵便配達とか。

 ――両親への恩返しは。

 ものに関しては何も考えてないが、感謝の気持ちを何らかの形で表現したい。小さいころ欧州旅行に連れて行ってもらって、「大きくなったら(反対に)欧州に連れて行ってくれ」という約束があるので、それは果たせるかな。

 ――「松坂世代」をどう思うか。自分たちの世代は。

 松坂世代はすごいと思う。松坂さんがすごいが、僕らもこの巡り合わせは不思議だなと思う。野球だけでなくスポーツで日本を盛り上げたい。

 ――自分の性格は

 良くも悪くも、わがままだなと思う。自分のしたいことはするし、嫌だと思ったことはしたくない。

 ――女性のタイプは。

 わがままを受け入れてくれるキャッチャーのような……。

 ――野球人生のゴールは。

 引退した時では。最高の終わり方をしたい。チームが優勝して、自分もいい成績を残して、ファンから愛されて。あの選手はよかった、と思ってもらえる選手になりたい。(構成・坂名信行)

■斎藤選手の略歴

 1988年6月6日、群馬県太田市生まれ。生品(いくしな)小1年から地元のリトルリーグで始め、生品中では軟式野球部。東京・早稲田実高3年時に春夏連続甲子園出場。夏の第88回全国高校野球選手権大会の決勝では駒大苫小牧との延長15回引き分け再試合を制して、全国制覇を達成した。早大に進学し、1年春の開幕投手で東京六大学デビュー。同リーグ史上6人目の「30勝300奪三振」を達成した。今秋のプロ野球ドラフト会議でヤクルト、日本ハム、ロッテ、ソフトバンクの4球団から1位指名を受け、日本ハムが交渉権を獲得。176センチ、76キロ。

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