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アスレチックス移籍断念の岩隈に聞く

2010年12月21日10時26分

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写真:アスレチックスとの交渉決裂について心境を語る楽天の岩隈=小宮路勝撮影拡大アスレチックスとの交渉決裂について心境を語る楽天の岩隈=小宮路勝撮影

 ポスティング(入札)制度で大リーグ挑戦を目指しながら、アスレチックスとの交渉が決裂した楽天の岩隈久志投手(29)が、移籍断念の真相を明かした。大リーグへの夢は抱き続けながら、球団創設7年目で初めて本拠で開幕を迎える来季は、5年連続の開幕投手を目指す。

 アスレチックスとは最初の交渉で決裂した、という。「交渉は代理人(団野村氏)にお任せしていたのですが、最初の交渉で、『こちらの提示額(4年契約で総額1525万ドル=約12億7千万円)をのめないなら話は終わり』と告げられたそうです。こちらはまだ何の要求もしてなかったのに」

 とはいえ、1年平均約3億円以上という契約は悪くない。大リーグ挑戦はここ数年の夢でもある。「金額的には不満はなかった。でも、話し合いができなかったことが寂しかった。『他の選手をとりにいきたい』みたいなことも言われたらしい。本当は必要とされていないというか、誠意がないと感じた」

 交渉決裂後、地元紙などが「岩隈側は総額1億2600万ドル(約105億円)の7年契約を要求した」と報じた。岩隈は「本当に間違った報道」と怒りを隠さない。アスレチックスからは、「うそをリークして報道させた。不愉快な思いをさせた」と、地元紙からも「事実と違う報道をした」という趣旨で、団氏を通じて謝罪があったという。

 「たとえ僕が代理人でも選手のことを思えばそんなチームとは契約できない。『お金の問題でなければ、アスレチックスへ行けばいい』と言う人もいるが、どんな高い提示があったとしても僕の価値観では、そんなチームには行けなかった」

 それでも、大リーグへの思いは今も持ち続けている。日米野球に出場したのが、そのきっかけだ。「パワーが違うし、すごい、面白い、やってみたい、と。昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の経験は大きかった。松坂大輔さん(レッドソックス)にはマウンドや環境の違いなど、色々と教えてもらった」。順調にいけば来季中に海外フリーエージェント(FA)権を取得する。松坂からは、来年思い切ってプレーして、FAになってから行けばいい、と言葉をかけてもらったそうだ。大リーグ再挑戦については「FA権を取得したら改めて考えたい」と語る。

 来年は、星野新監督のもとでプレーする。監督からも「一緒に優勝しよう」と励まされた、という。「監督が代わればチームも変わる。松井(稼頭央)さんや岩村さんも入られたし、来季は相手に威圧感を与える強いチームになると思う。先発ローテーションを1年間守って、チームを引っ張りたい。もう開幕投手を頭に入れて始動しています。今は楽天で優勝を目指す思いです」(渡辺崇)

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