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U22、五輪予選へ収穫 敵地の戦い「経験に」

2011年2月15日11時2分

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 ロンドン五輪出場を目指すサッカーの22歳以下(U22)日本代表が1勝1敗で中東遠征を終えた。9日にはクウェートA代表に0―3で敗れたが、12日のU22バーレーン戦は2―0で勝利。昨年の広州アジア大会で金メダルを取ったチームにMF宇佐美(ガ大阪)らJリーグで活躍する選手が加わり、6月からのアジア予選に向け、チーム作りは本格的に始まった。

    ◇

 「アウェーに行ってすぐに試合を行う。その流れをつかみたかった」と関塚監督が話すのが、今回の狙いだった。

 五輪アジア2次予選は一騎打ちのホーム・アンド・アウェー。アジア大会準優勝のUAEやイランなど中東の強豪がシードされず、日本と対戦する可能性がある。その2次予選を見据えた。

 バーレーン戦は相手に有利な審判の笛に、空気の入り方が緩いボールと、日本にはない状況があった。MF山村(流通経大)は「グラウンド、芝、審判。中東のアウェー経験がなかったので、いい経験になった」という。バーレーン戦では悪いコンディションに苦しみながらも勝利を収めた。関塚監督も「ここでの生活に加え、トレーニングと試合をする感覚など、予選突破に必要なことは分かったはずだ。所属クラブに戻っても忘れずにいて欲しい」。

■成長株次々、融合カギ

 「チームの融合」もテーマだった。この世代でアジア大会を制したチームは、Jクラブの控え選手や大学生が中心だった。今回、DF酒井(新潟)らA代表組は参加しなかったが、宇佐美、FW小野(横浜マ)ら昨年のJリーグで試合に出た選手が合流した。

 関塚監督は「アジア大会で結果を残したチームにスケールの大きさを加えられるかがカギ」と話す。今回の遠征では完成度は低く、宇佐美は「自分も50%の出来。合わないわけではないけど、チームもまだまだ」と話したが、プラス材料もある。バーレーン戦後半、選手たちの距離が近くなってパスが回るようになった。MF水沼(栃木)は「互いがよく分かるようになり、楽しくプレーできた」と話した。

 前回の北京五輪も、本大会までに70人以上の選手が呼ばれた。A代表以上に次々と新しい選手が伸びてくるのは、この世代の特長だ。2次予選まで、親善試合は2試合。メンバーが代わり、練習期間が短い中で合わせていくのも問われる能力の一つだろう。(河野正樹)

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